7月26日の夜のこと。

いつものように、シャワーを浴びた。

本当は夏でも湯に浸かった方が体にはいいと言われるけど、湯を溜める&風呂を洗うのが面倒でw、ついついシャワーですませてしまっている。

 

シャワーを浴びるときも湯船に浸かるときも、リブレのセンサーについては特に注意をしたことがない。

プールでも大丈夫とメーカーが言っているのだから、それを信じて完全に湯に漬けたりもしている。

今までそれで全く問題がなかった。

 

シャワーを浴びる直前にリブレをピッとスキャンした。

123 mg/dl。まあ、こんなもんだ。

シャワー後は1時間以上経ってからピッとした。

 

えっ!?

 

グラフがおかしい! なんだこれ…?

 

シャワーを浴びた直後らしき時点からグラフが途切れ、空白期間の途中に小さな点がひとつ、しばらくしてからグラフが再開していた。

 

単にデータが途切れただけなら、これまでもたまにそういうことはあったのだけど、今回は様相が違う。

だって、再開したグラフは250 mg/dl辺りから始まっていたのだから!

 

夕食後の血糖値のピークはリブレで150 mg/dlほどで、すでに下がりつつあるところだった。

仮に、その後にまた上がったのだとしても、250 mg/dlにもなるような食事内容ではなかった。

そもそも、データが途切れているのがおかしいし。

 

そして、250 mg/dlあたりから再開したグラフは、30分後には100 mg/dlほどに下がっていた。

この変動が本当であれば、ものすごいスパイクということになる。

 

実際にどんなグラフだったかというと、こんな感じ。

 

 

水色の丸は、15分ごとのリブレの自動取得データ。

オレンジの丸は、センサースキャンしたときのデータを示している。

グラフ中の25分時点でのセンサースキャンのあとでシャワーを浴びたと思われる。

 

データをエクスポートして確認したところ、赤矢印の時点(30分時点と60分時点)のデータが取得できていなかった。

45分のデータは取得できていたから、途切れたグラフの途中で点として表示されていたということのようだ。

 

一体なにが起きたんだ!?とびっくりしたけど、とりあえずグラフが再開してからは問題なさそうだった。

翌27日はセンサースキャンと電極との差は10 mg/dlほどで、食事での血糖変動もきちんと反映しているように見えた。

 

センサーが壊れたんじゃなくてよかったー!

そう思いながら、27日の夜もまたシャワーを浴びた。

 

シャワーを浴びた直後くらいのタイミングから、またしてもグラフが途切れた。

しかも、シャワー後から時間が経っても復活せず、センサースキャンをしようとリーダーをかざしてもウンともスンとも反応せず。「センサーが終了しました」みたいな表示すら出ない。

しばらくリーダーをかざしたままにしていると、そのうち「時間切れです」という表示が出た。

 

どうしたもんかと思いつつ、朝には復活していることを願ってそのまま寝た。

翌朝、センサーにリーダーをかざすと、「センサーが終了しました」の表示。

このセンサーは7月19日に起動したものなので、8日目に一時的におかしな挙動になって、9日目の夜に完全にお亡くなりになったことになる。

あちゃー、これは微妙なタイミングだなぁ。

これってアボットに言えば交換してもらえるだろうか?

たしか、すでに10日ほど使用していたら交換対象にならないとか、誰か言ってなかったっけ…?

 

交換してもらえますように!と願いを込めながら、アボットにメールを送ってみた。

朝に送ったんだけど、その日に返信はなかった。

翌日になって、交換可能という返事が来た。

 

よかったー!

 

この返事で安心し、交換のセンサーが届く前に在庫のセンサーを装着した。

やっぱり、完全にリブレ中毒になってるんだよね。

わたしの場合、別に高血糖を回避するのに必死になってはいないので、300 mg/dlくらいまで上がってしまったとしても「あーあ、やっちまったゼ」で済ませてしまうのだけれど、自分の知らないうちに上がってしまっている(SMBGでは血糖値のピークを見逃している)かもしれないという状況に耐えられなくなっているようだ。

 

また、食後血糖値を下げるために運動するときに、きちんと効果が出ているかが確認できないとイライラするというか、運動する気になれない。リブレがモチベを保つのに必須となっているのだ。

 

だから、センサーなしで過ごしてみるいい機会じゃないかと思いつつも、1日センサーなしで過ごしただけで、もう早く新しいセンサーを装着したくてウズウズしてしまう。

いや、ほんと、中毒だわ。

 

これが、糖質摂取量が単純に血糖値に反映する体質だったなら、ある程度の傾向を掴んだあとはリブレがなくても血糖コントロールできるんだろうけどね。

そんな単純じゃないんだよねぇ。

同じような物を食べても、日によって血糖変動は全然違う。

なんでこの食事でこんなに上がる!?というときがよくあるし、それをリブレで確認すれば、時間があるときは運動して下げることができる。運動を止めたあとにリバウンドするようなら、また運動をしたりもできる。

こういうことができるのは、リブレのおかげなんだよね。

 

 

今回のセンサーのおかしな挙動は、2回ともシャワーを浴びたタイミングで生じたようだった。

とすると、センサーに水が入ったことが不具合の原因になったのだろうか?

センサーは耐水仕様とされているけれど、センサーの中にはごくまれに耐水性能に劣るものが含まれているのだろうか?

 

その疑問をアボットにメールで聞いてみたところ、

「個体不良等の可能性も考えられますが、フィラメントが正しく皮下に入っていないか動いてしまったことが原因でセンサーについているフィラメントが皮下の間質液を正常に捕らえられなかった可能性も考えられます」

という回答だった。

 

うーん…?

もちろん、フィラメントの刺さり具合が悪くて動いてしまった可能性もあるだろうけど、それならシャワーのタイミングで不具合が出るよりは、寝ているときにセンサー側の腕を下にして寝てしまったときの方が不具合が出るんじゃないの?と思う。

 

以前に、センサーのグルコース値と電極の血糖値の乖離が激しかったときにアボットに問い合わせたことがあって、そのときにアボットから

「寝返り等でセンサー装着部位に圧がかかることにより、緩みが生じる可能性もございます。就寝中につきましては、非常に難しいことかと存じますが、お休みになる際センサーを装着した腕をお身体の下側にされないようお願い致します」

という回答があった。

うん、それは非常に難しいことだと存じますわw

 

 

今日、やっと交換のセンサーが届いた。

おかしくなって終了してしまったセンサーをアボットに送り返さなきゃ。

回収したセンサーって、やっぱり全て向こうでデータ解析してるのかな?

もし、通常通りに14日間使用したセンサーを送ったらどうなるんだろう?

もちろん、そんなことはしないけど、ちょっと気になる。

高額な商品だし、中には「壊れた!」とウソをついて新品を要求しようとする人も出て来そうだもんね。

 

届いたセンサーの使用期限は2023/10/31だった。

先月の糖尿病内科で出してもらったセンサーは2023/4/30だから、半年も新しいセンサーだ。

というか、センサーの有効期間は18か月あるはずなのに、病院でもらったセンサーは残り9か月しか期間が残ってないんだなぁ。

まあ、2か月以内に使用してしまうんだから問題ないんだけども。

それに、今の季節、日中は33℃くらいまで上がっている室内で保管しているわけで、これじゃあ新しかろうが古かろうが、精密機器にはよくない環境だよね(爆)

リブレ保管のために、留守中も冷房つけっぱなしにする?

愛犬がいたころはそうしてたけどさー

さすがに、リブレのためにそこまでするのはちょっとね。

取説によるとセンサーの保管温度は4〜25℃なので、夏場は冷蔵庫の野菜室にでも入れておいた方がいいのかなぁ? でも、出して装着するときに結露しそう。

 

みんな、夏場の保管はどうしてるんだろう?

リブレのセンサーだけじゃなく、SMBGの測定チップも同じだよね。

今まで暑い室内に放置したまま使って問題なかったんだから、特に対策しなくても大丈夫かな〜