昨日の記事を読み返すと、えらく重い事を書いちゃってた。
ここまで打ったので、続きをば。
転勤先の施設で働きはじめて1ヶ月。
管理者も良い人だし、利用者さんも優しい。
職員とも仲良くなりました。
そんなある日の夜、健康だけには自信のあった僕の身体に異変が起きました。
「呼吸が苦しくて、とても眠れない」
布団で安静にしているのに、窒息しそうになります。
吸っても吸っても、酸素が入ってこない感覚に陥ったのです。
すぐに起きて、鏡の前に立ち、自分の顔を確認しました。
血色も良く、唇や瞼の色も良好。
酸欠にはなっていないようです。
ピンと来たのですが、「過換気症」というものがあります。
その名の通り、呼吸のしすぎで、血液がアルカリ性に偏ってしまう症状なのです。
そんな時の対処法は、とにかく呼吸を安定させなければならない。
しかし、時すでに遅し。
手足が痺れ、目眩を起こし、意識を失って廊下でぶっ倒れました。
気がつけば、救急車の中でした。
翌朝には病院を出て、その日は幸い土曜日。
2日間ゆっくり休み、仕事に復帰しました。
しかし、これが異変の始まりだったようです。
始めに、血圧と脈拍が異常に高くなったんですね。
僕の血圧は、最高血圧が100台後半。
ところが、160から下がらなくなってしまったんです。
脈拍は、正常な人だと1分間に60~70回程度。
この時の僕は、常に100以上という状態に。
1日が終る前に、えらく疲れるし、頭痛が始まる。
「慣れない職場で疲れたのかな?」
そう思う程度だったのですが、次々と経験した事の無い異常が現れました。
出社時に、規則で必ず体温を測るのですが、毎日37度台半ばから後半。
ところが、10時になると平熱に戻るのです。
そして、今度は常に頭痛を起こすようになり、やがて、朝の通勤時間になると指先が痺れるようになりました。
次に、立っていると、目が回る。
仕事中でも家でも、突然膝が抜けたようになり立てなくなったり。
これは、重大な病気なのではなかろうか?
すぐに、半日の休みをもらい、近所の診療所へ向いました。
その先生に、紹介された病院は精神科。
ショックでした。
精神科の受付では、まずペンを渡されて、真っ白な紙に自分の名前と住所を記入させられます。
この時、僕は手が定期的に震えるようになっており、字も満足に書けなくなっていました。
飲み物も、こぼします。
頭をよぎったのは…
「志村ケンのひとみばあちゃんじゃねぇか…」
こんな状態でも、一人ツッコミをしている自分に若干むなしさを感じました。
そこで、さらに検査の為の病院を紹介され、CTスキャンにかけられ、パーキンソン病・筋無力症等の疑いがないかチェックされました。
「先生、俺にも脳みそ入ってました?」
「うん、まだたくさん入ってるから安心して。」
そんなとんちんかんな会話をしたのを覚えています。
身体に異常が無かったのはよかったですが、検査と初診料だけで7000円も飛んでしまい、昼飯は吉野家になってしまいました。(´・ω・`)
さらには、精神薬を処方され、飲み続ける事になってしまいました。
薬を内服するようになり、すぐに落ち着いたのかというとそうでもなく、症状は悪化の一途。
体調によっては手が震えるものですから、重要な書類は書く事はおろか、バインダーに閉じる事すらできない事もあった。
休みの日に多くあった事は、発作的に焦りを感じ、どうしようもない気持ちになる事や、脈拍が早まり胸痛になやまされた。
やがて、手の感覚にすら異常を感じてしまい、自動車の運転も困難に。
他の人までまき込んでしまっては大変です。
すぐに、管理者に自分の状態を伝え、車用車の運転を下ろしてもらいました。
当時、その事業所でハイエースの運転と、その車のリフト操作ができる人間は僕を含め2人だけだったもので、大変な迷惑をかけてしまったかと思います。
仕事ができる状態ではなくなり、やむなくしばし休職となりました。
理解のある上司で助かりました。
・・・
ここまで、発症からたった2ヶ月。
自分の身体が、自分の物ではない感覚になるのは、なかなかシンドイものです。
頓服の精神薬は、飲めば安定するとはいえ、普通の状態には戻りません。
2ヶ月前の自分に戻りたい、本当に思いました。
ちなみに、ここの職場では、さほど辛い事もなかったのです。
むしろ、未来に向って意欲を出していた時期。
いったい、なぜこうなってしまったのか。
こういった事は、過去の出来事から蓄積していくそうです。
そして、心のキャパシティを超えた時に発症する事がある。
しかも、予告なく、突然に。
だから、無理を感じたら、素直に休みましょう。
それは、怠けるという事じゃない。
時には、自分の心の声に従う事も大切だと思うのです。
まだまだ人生は長いのだから。
・・・おっと、過去の話で、現在は完全復活しております。
ではでは、おやすみなさい。