※文中、生や死に触れる内容もありますので、思いのある方は読まずにお願いいたします。
あまり思い出したく無い事なのですが、同じ思いをせずに済む人がいればと、記事にします。
これは、そう昔のお話ではないのですが…。
「人は無理をしちゃいけない生き物」
そう感じた時のお話です。
「甘ったれた事をいうな」
普通、そう言われそうだけど、怒らずに見てほしいです。
なぜ、「人は」と限定するのかと言うと、人には他の動物よりも、感度の優れた「心」があります。
嬉しかったり、悲しかったり、寂しかったり…そんな豊かな感情を含めて、ここでは「心」と呼ばせてください。
学生さんなら学校、社会人なら会社。
形は違えど、ストレスの多い日々が続く事もあるでしょう。
以前、僕の職業は、このブログでも述べました。
人対人、自分の起こす行動によって、その人の人生が良かれ悪かれ変わってしまう仕事。
大げさに感じるかもしれませんが、実務をしていると、あながち大げさではないんです。
・・・
勤務する事業所が変わったある日の事。
なにぶん、異動の多い職業です。
何もわからない異動先では
「いち早く利用者の情報を頭に入れねばならない」
それが、僕の辞書の1ページ目にあります。
ウイルス性肝炎、循環器疾患、糖尿病、中には重大な病気の方もいまして、万が一に備えねばならないからです。
以前、自宅へ迎えに行くと、脳梗塞の症状が現れている方がいました。
普通に歩いていたし、一見普段通りだったんですが、何かおかしい。
表情筋のバランスが乱れ、眼球がぶれていたんですね。
すでに脳梗塞の既往歴がある方だったので「もしや」と思ったのが発見のきっかけです。
即病院へ。
早期発見の為、後遺症も少なく大事に至りませんでした。
このように、事前の情報を知っておけば、回避できる不幸もある。
逆に、発見できなければ、罪にならないにしても
「あの時に、気がついていれば」
そんな十字架を、僕は無意識に背負う事になったでしょう。
目の前で、なすすべもなく亡くなる方もいました。
数時間前まで挨拶をしていた人が、突然の急変に心肺蘇生を試みる傍ら、目の前でみるみる生命を失っていく。
「亡くなった」
それが人間の本能なのか、その瞬間を不思議と感じるんですね。
利用者すなわちお客であり、知り合った以上、大切な知人でもある。
仕事と割り切るには重過ぎると感じる事もあります。
そんな数々の経験からか、無意識的に
「能力の限り、重大な情報はいち早く覚える事を最優先」とするようになりました。
前置きが長くなっちゃったので、本題は次回へと続きます。ごめん