咄嗟に吊り革に捕まったら、前方のおばあさんが、僕の方へ向って突進してきた。
これは転ばせたらマズーい!!
慌てて、両手で吊り革を2本つかむ。
こんな感じでキャッチ。
怪我もなく何よりです。
若干、お昼ご飯が逆流しました。
過去にも他に3度、人間キャッチがありまして。
たぬきちの飛び込まれ率は異常。
しかし、今の所おっちゃん、ばーちゃん限定なの…。
2度目は、東日本大震災の時。
日本各地、ライフラインの停止で苦労された方も多いかと思います。
僕もその一人で、停電、断水、ガスも来ない。
お風呂は職場で入れていたので、恵まれていました。
休日は、近くのホームセンターへ買出しに行きます。
そのホームセンターでの出来事。
店員さんも、毎回同じ人がを見かけました。
おそらく、休みもないのでしょう。
キャンプ用品売り場の通路を歩いていた時のこと。
前方から、忙しそうに走る自転車売場のオヤジさんが向ってきました。
無精ひげが、日常の苦労を物語っています。
そんな僕も、遭難者みたいな風貌でした。
(水道、電気がないので、剃れません)
「お、おわーッ!」
オヤジさん、キャンプ売り場のスノコに躓いてしまいました!
踏みとどまろうとするものの、みるみる身体は前傾姿勢に。
これはマズイだろ!
こんな物品だらけの所で転んだら、ケガをしてしまうかもしれない。
たぬきち、本能的に荷物をぶんなげ猛ダッシュ!
オヤジさんとの距離は、およそ10メートル
もつれた足で、宙を舞い始める自転車屋のオヤジさん。
間に合うか~!
もはや転ぶ直前で、キャッチする事ができました。
頭がアゴにぶつかって痛かったけど、お互い無傷。
この時も、ありがとうとごめんが混ざっておりました。
歩きなれている場所で躓くなんて、よほど疲れ果てていたんだろうと感じました。
こういう時って、スローに見えるから不思議。
人間って、集中すると意識が研ぎ澄まされ、そう見えるらしいです。
そして、3回目はデジャブー。
この件から1年後、まったく同じ場所で、キャンプ用品に引っかかり、シルバーカーが横転。
おばあさんだけ飛んできました!
すぐ近くだったので、難なく支える事ができましたが、僕は思いました。
この通路、呪われてるんじゃないの?
ちなみに、こういった時の反応が良いのは、正義感や運動能力ではありません。
残念ながら、そういったヒーロー性は持ち合わせていないのです。
誰かが転びそうになる ⇒ キャッチせねば!
無意識的に身体が動いてしまうという、これが日常茶飯事の職業病なんです。(´q`;)
職業病だという根拠は、
この反応が出るのは中高年から上の人限定。
残念なことに若い人が隣で転んでも、
全く反応できませんでした。
刷り込まれた習性って恐ろしいですね。
誰にでもこの反応ができれば、ドラマのような展開が…畜生って思った。
さて、のこる一人は…
少々、不思議なお話になるのでまたの機会に。
