デヴィッド・ギルモア9年振り新作『邂逅』より第二弾シングル「Between Two Points」解禁!

 

9月6日に発売となるピンク・フロイドのヴォーカル&ギター、デヴィッド・ギルモア9年振りのニュー・アルバム『邂逅』より第二弾シングル「Between Two Points」が解禁、ミュージック・ビデオも英国時間6月17日午後5時(日本時間6月18日AM1:00)に公開となる。

 

●デヴィッド・ギルモア withロマニー・ギルモア「Between Two Points」

再生・購入はこちら

https://SonyMusicJapan.lnk.to/Between2Points

VIDEO PREMIERE日本時間6月18日AM1:00(英国時間6月17日午後5時)

https://youtu.be/A9qdvkx9E3o

 

「Between Two Points」は、ザ・モンゴルフィエ・ブラザーズの1999年の曲の美しいリメイクで、デヴィッド・ギルモアの娘、22歳のロマニー・ギルモアがヴォーカルとハープで参加している。

 

ギルモアはこう語る。

「あの曲はリリースされて以来ずっと僕のプレイリストにあるんだ。割と最近になって1、2人にこの曲の話をしたけれど、ヒットしたと思っていたのに、誰も知らなかった。ロマニーにやってみてくれと頼んだんだ」

 

ギルモアが家族と『フォン・トラップト・ファミリー』として2020年と2021年のロックダウン中に全世界のオーディエンスに向けてライヴ・ストリーミング演奏を行っていた頃、ロマニーは歌とハープを担当しており、デヴィッドはふたりの声が家族にしかできない形で融合することに気づいた。同じ頃、デヴィッドとロマニーは「Yes, I Have Ghosts」という曲でコラボレーションを行った。この曲は新作『邂逅』のCDにボーナストラックとして収録される。

 

「ロマニーがこの曲にまさにおあつらえ向きの脆さと若々しさを持っていることに気づいたんだ。実は僕たちが歌ってくれと頼んだとき、娘は宿題のエッセイを半分まで書いた途中で、電車を捕まえないといけない状態だったんだが、“わかったわ。1回だけ歌うからマイクをオンにして”と言ってくれた」

デヴィッドによると、その時最終ヴォーカルの90%ができたという。

 

ザ・モンゴルフィエ・ブラザーズのマーク・トランマーは、この新しいヴァージョンに大いに魅了されたという。

「僕たちの曲のデヴィッドとロマニーによるヴァージョンは、アレンジとプロダクションが素晴らしい。最高のカヴァーはみんなそうだけど、オリジナルから枝分かれしながらもそのスピリットを保っているんだ。ロマニーのロジャー・クイグリーの歌詞のヴォーカル・フレージングやハープ・プレイはどちらも本当に美しいね。デヴィッド・ギルモアの特徴的なギターがまったく新しい一面を加えてくれている。デヴィッドとポリーが世の中に数ある曲の中から僕たちの曲をカヴァーすることにしてくれたことに今も驚いているよ」

 

「Between Two Points」のビデオはロンドンとマンチェスターで撮影が行われ、デヴィッドがギター、フィーチャリングとしてロマニー・ギルモアがヴォーカルとハープを担当している。

ビデオの監督を務めたギャヴィン・エルダーがこう語る。

「ロマニーはこの曲を並外れたレベルの儚さ、脆さで、抑えを利かせて演奏している。デヴィッドとロマニーの間には繊細かつ深い感情が通い合っている。それを手持ち撮影のカメラでとらえることによって、ビデオの中で緊張感を強調したんだ」

 

ロマニー・ギルモアのヴォーカル&ハープとゲイブリエル・ギルモアのバッキング・ヴォーカルと同様、本作に貢献したミュージシャンは、ベースのガイ・プラットとトム・ハーバート、ドラムスのアダム・ベッツ、スティーヴ・ガッド、スティーヴ・ディスタニスラオ、キーボードのロブ・ジェントリーとロジャー・イーノ、ストリングスとコーラスのアレンジを行ったウィル・ガードナーなどだった。アルバム・ジャケットのイメージは著名なアーティストのアントン・コービンが撮影とデザインを手がけている。

 

デヴィッド・ギルモアはこの秋、古代ローマ時代の競技場遺跡「チルコ・マッシモ」やロンドンの「ロイヤル・アルバート・ホール」、ロサンゼルス「ハリウッド・ボウル」、ニューヨーク「マジソン・スクエア・ガーデン」など伝説的な会場でライヴを行う予定。

ローマ:チルコ・マッシモ 9月27、28、29日、10月1、2、3日

ロンドン:ロイヤル・アルバート・ホール 10月9、10、11、12、14、15日

ロサンゼルス:イントュイット・ドーム (INTUIT DOME) 10月25日

ロサンゼルス:ハリウッド・ボウル 10月29、30、31日

ニューヨーク:マディソン・スクエア・ガーデン 11月4、5、6、9、10日

詳細はこちら:https://www.davidgilmour.com/

 

デヴィッド・ギルモアの新作『邂逅』の日本盤はCDにはこれまでの歴史上ピンク・フロイド関連では不可能だった「日本盤ボーナストラック」の奇跡の収録が決定。また、アナログLPは輸入盤国内仕様オレンジ・カラーヴァイナルで発売(完全生産限定)。海外ではインディ・エクスクルーシヴのみで限定販売されるオレンジ・カラーを日本盤に使用できることになった。輸入盤のみの限定デラックス盤の発売も決定。CD+BlurayとLP+Blurayの2種類のBOXで、それぞれにポリー・サムソンがアルバムのレコーディング中に撮影した写真を独占掲載した、テームズ&ハドソン社制作のハードカバー・ブックが付随する。

 

新作に関して英UNCUT誌は「迫りくる死にインスピレーションを得て作ったパワフルな新作」と評し、「死の必然性を受け入れつつ、人生には単なる幸運や奇跡的なことだけではない不思議な巡り合わせがある」ということが全体に流れるテーマとなっており、邦題の『邂逅』はそこから導き出されたもの。デヴィッド・ギルモアと作詞を担当した妻のポリー・サムソンは新作についてこう語っている。

「年老いていく身の視点から書いたもの。死の必然性が絶えずあった。僕たちはロックダウンの最中、そして、その後もそのことを話し合ったり考えたりしながら、たくさんの時間を費やしたんだ。僕がしがらみを感じていた過去の一部を捨て去って、それらのルールを投げうって、やりたいと感じるままにやろうという気になった」

 

アルバムはブライトンとロンドンで5ヶ月余りをかけてレコーディング、全曲新曲のアルバムとしては2015年発表の『飛翔』以来。プロデュースを手がけたのは、デヴィッド・ギルモアとチャーリー・アンドリュー(マーキュリー賞を受賞したインディー・バンド、ALT-Jを手がける)アルバムは新曲8曲とともに、ザ・モンゴルフィエ・ブラザーズの「Between Two Points」のリメイクを収録。アートワークはアントン・コービンが担当。参加したミュージシャンはベースのガイ・プラット(1987年以降ピンク・フロイドのレコーディングやツアーに参加)やキーボードのロジャー・イーノ(ブライアン・イーノの弟)、伝説的ドラマー、スティーヴ・ガッドも参加。タイトル曲には今は亡きピンク・フロイドのキーボード奏者、リチャード・ライトもフィーチャーされている。またギルモアの子供たちもレコーディングに参加。娘のロマニー・ギルモアは歌とハープを担当し、「Between Two Points」ではリード・ヴォーカルで登場、息子のガブリエル・ギルモアもバッキング・ヴォーカルで参加。またもう一人の息子チャーリー・ギルモアはアルバムの最終曲「Scattered」の作詞を担当し、アントン・コービンが撮影とデザインを手がけたアルバム・ジャケットのイメージはこの詞からインスピレーションを受けている。

 

 

【プロダクト概要】

●デヴィッド・ギルモア 『邂逅』

DAVID GILMOUR 『LUCK AND STRANGE』

2024年9月6日発売 

CD:SICP-31722(日本盤のみ高品質Blu-spec CD2)【日本盤のみのボーナストラック1曲収録!】 税込2,970円

ご予約はこちら:https://SonyMusicJapan.lnk.to/LnSCDAW

 

収録曲

1. Black Cat

2. Luck and Strange

3. The Piper’s Call

4. A Single Spark

5. Vita Brevis

6. Between Two Points - with Romany Gilmour

7. Dark and Velvet Nights

8. Sings

9. Scattered

<BONUS TRACKS>

10. Yes, I Have Ghosts

11. Luck and Strange (Original Barn Jam)

<日本盤CDボーナストラック>

12. Scattered (Orchestral Version)

 

●デヴィッド・ギルモア 『邂逅(オレンジ・カラーヴァイナル)』

DAVID GILMOUR 『LUCK AND STRANGE(Translucent Orange Crush)』

2024年9月6日発売 

LP:SIJP-196(完全生産限定 輸入盤国内仕様 オレンジ・カラーヴァイナル)税込4,950円

 

収録曲

SIDE A

1. Black Cat

2. Luck and Strange

3. The Piper’s Call

4. A Single Spark

5. Vita Brevis

6. Between Two Points - with Romany Gilmour

 

SIDE B

1. Dark and Velvet Nights

2. Sings

3. Scattered

 

Produced by Charlie Andrew and David Gilmour

Engineered by Matt Glasbey, Charlie Andrew, David Gilmour and Damon Iddins

Additional engineering by Andy Jackson and Luie Stylianou

Mixed by Matt Glasbey, Charlie Andrew and David Gilmour

 

【ミニ・バイオ】

ピンク・フロイドのギタリスト、ヴォーカリスト、ソングライターであるとともに、ソロとしてオリジナル・アルバムをこれまでに1978年『デヴィッド・ギルモア』、1984年『狂気のプロフィール』、2006年『オン・アン・アイランド』(全英初登場1位)、2015年ム『飛翔』(全世界13か国で1位)と4作リリース。1985年以降はピンク・フロイドの実質的リーダーとして1987年『鬱』、1994年『対(TSUI)』を発売。2014年にはラストアルバム『永遠(TOWA)』をリリース。1996年、ピンク・フロイドは米ロックンロールの殿堂入りを果たし、2005年、音楽への貢献によりCBE勲章(上級勲爵士)を与えられた。史上最高の偉大なるギタリストのひとりとして、ジミ・ヘンドリックスやエリック・クラプトンといった大物を押さえ、ギター・マガジンの「史上最高のフェンダー・ギター・プレイヤー(Best Fender Guitar Player Ever)」に選ばれた。デヴィッド・ギルモアとニック・メイスンはピンク・フロイドを再始動させ、2022年3月30日にウクライナのバンド、ブームボックスのアンドリーイ・クリヴニュークとともに「Hey Hey Rise Up」を録音。収益金は、ウクライナ人の苦難を和らげる手助けをしているチャリティに全額寄付された。

 

【リンク】

日本公式:https://www.sonymusic.co.jp/artist/DavidGilmour/