大盛況の“レーザーターンテーブルで聴くボブ・ディラン『コンプリート武道館』”をレポート! 

 

さる12月16日&17日、下北沢にあるカフェバー「3313アナログ天国」で開催されたレーザーターンテーブルで聴く『コンプリート武道館』は大盛況のうちに終了した。当初の開催は、16日(土)のみの予定だったが発表と同時に満席となり、急遽17日が追加され、関心の高さを物語る結果となった。 

 

 

このイベントはボブ・ディラン『コンプリート武道館』を中心に過去のライヴも、レーザーターンテーブルでレコード再生し、大音量で”体験“するという企画。非接触であるレーザーの光学再生により、ディランの巧みなヴォーカルが生々しくありのままに再現され、45年前のライヴが臨場感豊かに浮かび上がった。 

 

ディランの語り部としてゲストに16日はピーター・バラカン、菅野ヘッケル、天辰保文、萩原健太、浦沢直樹、17日は北中正和、湯浅学の各氏が登壇。言うまでもなくこのゲスト陣は、これまで長きに渡ってディラン愛を語り続けている方々ばかりだ。

 

(12/16写真:左から:ピーター・バラカン、菅野ヘッケル、天辰保文、浦沢直樹、萩原健太)

 

(12/17写真真ん中左から:北中正和、湯浅学)

 

録音に至るまでのやり取り、大胆なアレンジやセットリストから読み取れること、大所帯のバンドを従えた意味合い、エルヴィス・プレスリーが亡くなった翌年の開催などの話を交えながら、7名の方が選出した『コンプリート武道館』からの推薦曲は以下の11曲。 

 

「明日は遠く」、「運命のひとひねり」、「時代は変る」、「アイ・ウォント・ユー」、「ゴーイング・ゴーイング・ゴーン」、「コーヒーもう一杯」、「天国への扉」、「くよくよするなよ」、「ザ・マン・イン・ミー」、「嵐からの隠れ場所」、「アイ・ドント・ビリーヴ・ユウ」 

 

この中から字幕付で映像公開されているのが「アイ・ウォント・ユー」、「ゴーイング・ゴーイング・ゴーン」、「ザ・マン・イン・ミー」の3曲で、佐藤良明氏による翻訳で楽しんで欲しい。 

 

▼「アイ・ウォント・ユー」 

 

▼「ゴーイング・ゴーイング・ゴーン」 

 

▼「ザ・マン・イン・ミー」 

 

●『コンプリート武道館』の詳細はこちら。 

https://www.110107.com/Dylan_budokan 

 

●レーザーターンテーブルについて 

1989年にレコードをレーザー(光)でアナログ再生する世界唯一の技術が日本で誕生する。以来、世界33か国にレーザーアナログ再生プレーヤーが広がる。針再生とは異なり、非接触でレコードを光学再生するので盤を傷めず生々しくありのままにレコード音楽を再現する。7インチから12インチまで、LP、EP、SP盤、あらゆる黒色レコードに対応。そのサウンドは、「レコード作品」が誕生した”その時の空気”までをも音波としてレーザー【光】アナログ再生する。 

▼レーザーターンテーブルのくわしくはこちら 

https://laserturntable.co.jp/ 

 

関連記事: 

▼ボブ・ディラン『コンプリート武道館』への道(制作関係者によるインタビュー映像): 

 

▼45年間封印されたマスター・テープの謎:https://www.sonymusic.co.jp/artist/BobDylan/info/555990 

▼アートワークに込められた想いと日本のアイデンティティ:https://www.sonymusic.co.jp/artist/BobDylan/info/558569 

▼『コンプリート武道館』を聴いた著名な方々からのコメント公開中~井上陽水さんのコメントが!:https://www.110107.com/BobDylan_45th_anniversary 

▼日本主導の独自企画『コンプリート武道館』が英MOJO誌で4つ星★★★★獲得!:https://www.sonymusic.co.jp/artist/BobDylan/info/558034 

▼ボブ・ディラン、最新ニュースの数々:https://www.sonymusic.co.jp/artist/BobDylan/info/ 

 

<関連サイト>   

●日本オフィシャル・サイト → http://www.sonymusic.co.jp/artist/BobDylan/ 

●海外オフィシャル・サイト → https://www.bobdylan.com/ 

 

<添付素材>   

・イベント写真4種(敬称略) 

 

 

・アナログ『コンプリート武道館』展開写真