この名盤にはもう1つのミックスが存在していた! 

ジョン・マクラフリン&マハヴィシュヌ・オーケストラ『火の鳥』 SA-CDマルチ・ハイブリッド・エディション本日発売。 

 

ジャズ・ロック界のレジェンドにして、唯一無二の超絶テクニックに彩られた華麗なるプレイで時代を牽引してきたギター・ヒーロー=ジョン・マクラフリン。今もなお様々なアーティストたちに影響を与え続ける歴史的名盤、マハヴィシュヌ・オーケストラの『火の鳥』が本日、日本独自企画で復刻発売された。SA-CD 4ch&2ch、そしてCDが1枚で聴けるハイブリッド盤でのリリース。 

 

1969年イギリスから渡米後、マイルス・デイビスの録音に参加し世界的な注目を集めたマクラフリンは、1971年自身のバンド<マハヴィシュヌ・オーケストラ>を結成する。メンバーは、マイルス・デイビスの『ジャック・ジョンソン』のセッションで知り合ったビリー・コブハム(ドラムス)、フロックのジェリー・グッドマン(ヴァイオリン)、後にジェフ・ベックと活動を共にするヤン・ハマー(キーボード)、今年7月他界したリック・レアード(ベース)というツワモノ揃い。そして1973年に発表したセカンド・アルバムが、この『火の鳥』だ。当時の音楽シーンに衝撃を与え、全米チャート15位にランクイン。不世出のバンド最大のベスト・セラーとなった。 

 

この名盤にはステレオ・ミックスとは別に4チャンネル・ミックスを収録したクアドラフォニック・ヴァ―ジョンも発表されたが国内盤は未発売のままだった。マルチ、ステレオともにアナログ・マスターからの最新マスタリングで、マルチ・チャンネルはフロント/リアの4チャンネル。初発売からおおよそ半世紀を経ての日本初復刻となり、SA-CD国内盤リリースはこれが初となる。最強のスーパー・プレイヤーたちがスリリングに繰り広げる白熱のインタープレイは、さながら音の曼陀羅。衝撃の音宇宙の中に溢れ出て渦巻くエネルギー、天空を超えて駆け抜けるマクラフリン魂のプレイが、鮮度たっぷりに五感を直撃する。 

 

本作は、マイルス・デイビスの『ビッチェズ・ブリュー』(2018)、『ライヴ・イヴル』(2020)、ハービー・ハンコック『ヘッド・ハンターズ』(202)に続く歴史的名盤SA-CDマルチ・ハイブリッド・エディション復刻シリーズ第4弾。 

 

アナログ・アートワークを復刻した7インチ紙ジャケット仕様(*添付は1973年発売アナログ盤と本日発売のハイブリッド・エディションとの比較写真)。 

 

 

【商品情報】 

ジョン・マクラフリン&マハヴィシュヌ・オーケストラ 『火の鳥』 SA-CDマルチ・ハイブリッド・エディション 

2021年10月27日発売/日本独自企画/7インチ紙ジャケット仕様/完全生産限定盤 

品番:SICJ-10015 (ハイブリッド・ディスク) 

定価:3850円(3500円税抜) 

 

収録曲: 

① 火の鳥 / BIRDS OF FIRE 

② 遙かなるマイルス(マイルス・デイビス) / MILES BEYOND (Miles Davis) 

③ 天界と下界を行き交う男 / CELESTIAL TERRESTRIAL COMMUTERS 

④ 純粋なる愛は輝く宝石 / SAPPHIRE BULLETS OF PURE LOVE 

⑤ サウザンド・アイランド・パーク / THOUSAND ISLAND PARK 

⑥ 希望 / HOPE 

⑦ 御(み)言葉 / ONE WORD 

⑧ 聖域 / SANCTUARY 

⑨ 郊外に於ける悦こび / OPEN COUNTRY JOY 

⑩ 決意 / RESOLUTION 

(邦題はアナログ発売時の表記) 

 

【マハヴィシュヌ・オーケストラ】 

ジョン・マクラフリン(ギター)  

ジェリー・グッドマン(ヴァイオリン) 

ヤン・ハマー(キーボード) 

リック・レアード(ベース) 

ビリー・コブハム(ドラムス) 

録音:1972年9月~10月 

https://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?site=S&ima=3440&cd=SICJ000010015