12月8日ジョン・レノンの命日。そのニュースを聴いた時に自分がどこで何をやっていたのかを、鮮明に思い出すのではないでしょうか。日本時間では1980年12月9日。私は高2でちょうどテストが終わった日。友達とともに当時住んでいた祖母の家の2階で買ったばかりの『ダブル・ファンタジー』を聴いていたら、「ビューティフル・ボーイ」が始まったところで、階下から叔母の呼ぶ声が。「3時にあいましょう」という番組でジョンが亡くなったというニュースを知りました・・・。その後はどこかで何かの間違いだったと言ってくれと、祈るようにニュースを見続け・・・。翌日は休んでしまいました。12月8日になると、そして「ビューティフル・ボーイ」を聴くとあの瞬間が鮮明に甦ってきます。皆さんそれぞれにその忘れられない瞬間があるのではないでしょうか。

 

 

その場にいたヨーコさんの衝撃、悲しみ、怒り、そのお気持ちははかり知れません。ジョンの死後1981年に発売されたヨーコさんのアルバム『シーズン・オブ・グラス』のジャケットには、亡くなった時にジョンがかけていた眼鏡が映しだされています。その後、銃規制を訴えるため、ヨーコさんはことあるごとにこの写真とともにメッセージを発し、戦い続けています。あれから38年・・・ヨーコさんは今何を思うんでしょう・・・。

 

 

 

●ヨーコ・オノ最新作『ウォーゾーン』

2018/10/24発売 SICX-30062 (高品質Blu-spec CD2) ¥2500+税 <日本盤のみのボーナストラック1曲収録>

生誕85周年、音楽活動50周年、通算20作目となる、ヨーコ・オノ5年ぶり新作『ウォーゾーン』。今、この時代だからこそ、再び全世界へ問う、ヨーコからのメッセージ。今だからこそ、やらねばならなかった、ヨーコの魂を込めた叫びを、覚悟して聴け。世界を変えるのはまだ手遅れではない。私たちには今まで以上にヨーコが必要なのだ。

 

詳細はこちら:http://www.110107.com/yoko_ono

 

【イベント詳細】

●「カタストロフと美術のちから展」

会期:2018年10月6日(土)~2019年1月20日(日)

会場:森美術館

開館時間:10:00~22:00(火~17:00)*入館は閉館時間の30分前まで

入館料:一般 1,800円、学生(高校・大学生)1,200円、子供(4歳~中学生)600円、シニア(65歳以上)1,500円

詳細:森美術館ウェブサイト https://www.mori.art.museum/jp/

 

●ヨーコ・オノの参加型アート作品《色を加えるペインティング(難民船)》

https://ameblo.jp/high-hopes/entry-12412874124.html?frm=theme

 

●《戦争は終わる》

期間:2018年10月5日(金)~2019年1月20日(日)

場所:ミュージアムコーン周辺、六本木ヒルズ内各所

https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/catastrophe/06/index.html