【Happy Birthday Billy!本日はビリー・ジョエルの誕生日 】
ソ連で「ロックの扉を開いた」ビリー・ジョエルの歴史的なパフォーマンスが2CD+Blu-ray 3枚組豪華ボックスで遂に完全版として5/21リリース!

みんな大好き!みんな知ってる!ビートルズ、カーペンターズ、クイーンなどとならんで日本人が一番大好きなメロディといえるビリー・ジョエル。
しばらく大きな動きがなかったビリーだったが、ピアノマン40周年、初来日35周年を機に本人も動き出し、ライヴ活動を再開。アニバーサリー・イヤーを記念した様々なアイテムもリリース。ビリー・ジョエル再評価のムーヴメントが盛り上がってきた。

初のドラマ主題歌にも決定!5月25日スタートとなるNHK BSプレミアムドラマ「プラトニック」(毎週日曜午後10時。野島伸司作、中山美穂X堂本剛)で「オネスティ」「ストレンジャー」が番組内で使用され(http://www.nhk.or.jp/drama/platonic/)、また映画公開も決定!6月21日からはニューヨーク生誕350周年記念 『NY LIVE! -ニューヨーク・アニバーサリーライブ-』と銘打ち、『ライブ・アット・シェイ・スタジアム ‐ザ・コンサート‐』が全国各地で上映される(http://nylive.jp/)。

本日5月9日はビリー・ジョエルの65回目の誕生日。誕生日当日は地元ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンにてコンサートを行うことになっているが、誕生日を祝うバースディ・コンサートということで様々なサプライズが期待されている。

そんな中、日本ではビリー・ジョエルを若い世代にも伝承していこうという、さながら「ビリー・ジョエル祭!」ともいうべき一大キャンペーンが実施される。5月21日に超強力な作品を4タイトルリリース!中でも最も注目されているのが、まさに今、ウクライナ情勢で世界が注目しているロシア(当時はソ連)で1987年に行われた、ビリー・ジョエルのソ連公演の全てを完全版・最新リマスターでパッケージ化した『マター・オブ・トラスト:ブリッジ・トゥ・ロシア』。この『マター・オブ・トラスト~』の豪華デラックス盤(2CD+Blu-ray 3枚組)のみに収録されているドキュメンタリー映像が秀逸。変革を余儀なくされていた当時のソ連の現実を映し出す「時代の鏡」のような作品で「音楽の力が政治的緊張を持つ大国の橋渡し(ブリッジ)となったLIVE」の全貌を見事に描き出している。

東西冷戦時代、西側アーティストで初めてソ連で「ツアー」を行なったのがビリー・ジョエル。このドキュメンタリーでは、1987年ソ連が選択を迫られていた時ーー様々な困難に立ち向かい、ある種の使命感を持って(費用の一部を負担してまで)奮闘するロック・スターの姿と、文化も言語も全く異なる人々との情熱と交流が描かれている。ドキュメンタリーの中でビリー自身の決意が語られる。
「アメリカのロックスターがソ連に行くんだ。長年 ロックを禁止していた国にね。雪解けへの大きな一歩さ。音楽に国境はない だから行くんだ」(ビリー・ジョエル)

ビリーが行くまでのソ連の音楽状況についてはソ連のロック歌手スタス・ナミンがこう語っている。
「当時のソ連はロックのコンサートだけじゃなくレコードを作ることも禁止されていた。当局の許可が必要だったんだ。従わないと刑務所に送られ、とてもつらく悲惨な人生を送ることになるんだ」



US国内での反発、機材など物理的な問題、様々な困難がある中でライヴを敢行。最初は「前列にいる人たちが耳をふさいで 顔をしかめてた」が、じきに人々の反応が熱狂へと変わっていく。
ビリーは観客とつながろうとしていた。マイクを持ってステージを降り、会場の後ろまで駆け抜け、ステージの前に観客を集め、観客を引きこもうとあらゆることを試みていた。
そして、遂には観客席にダイブしてクラウドサーフィンまで行なったのだ。ソ連の人々はそんなものを今まで見たことはなかった。ビリーにとっても初めてのことだった。
「あんなことしたのは初めてさ。観客の愛情がステージまで伝わってきてあまりの熱狂に自然と飛び込んだ。世界で初めてモッシュしたのは僕じゃないかな(笑)」(ビリー・ジョエル)
ビリーも彼らを信頼していたし、彼らもビリーを信頼した。「信頼」が大切だという最終的なメッセージにつながっていった。彼はファンの一途な感情を初めから感じ取っていた。だから 最高のライヴになっていった。

●「ロンゲスト・タイム」(The Longest Time Live in Russia, 1987)

(驚きのビリーがクラウドサーフィンしてる映像!)
http://www.youtube.com/watch?v=cSHbc7xFHMM

ソ連の人々と結びつき、なんとかわかり合おうとするビリー。文化の違い、言葉の違いはあれど人々との交流を通して、結局は「信頼の問題(Matter Of Trust)」であることをビリーは肌で感じていく。

1987年といえばチェルノブイリ原発事故(1986年)の直後でもあり、家族を連れて未知の国を訪れることは非常に勇気が必要だったと思われる。しかし、ビリーは娘アレクサが2つの国をつなぐ明るい未来を象徴する絆と考えた。
「娘を一緒に連れて行くことで信頼してるってことをソ連の人々に示したかった。アレクサは明るい未来を象徴していた。ソ連とアメリカの関係の中で"大きく成長しようとしている種のようなものだった」(ビリー・ジョエル)

レニングラードのサーカスでピエロの青年“ビクター”と出会う。彼との交流はドキュメンタリーの中で象徴的に描かれている。ビリーの大ファンであるビクターはモスクワとレニングラードの公演に毎日来て、いつもステージ最前列で全身全霊を込めてビリーに感情をぶつけて表現した。ビリーもバンドも彼のその姿を見て驚き、心動かされる。楽屋に招待されたビクターはビリーにこう語りかける「あなたの公演は米ソの架け橋になると思う。両国の溝を埋めるようなね」その言葉にビリーは「もう一度 曲を書くよ。こんなに楽しいショーは今まで無かった。"音楽の力“がどんなものかを思い出させてくれた」と語り、ロシアの人々とのつながり、絆とともにかけがえのない友人ビクターへの想いをこめて、のちにビリーは「レニングラード」という曲を書き上げる。ビクターとの別れの場面は涙がこみ上げてくる。ビリー自身ももう二度と会えないのをわかっていたから。

当時ステージにも上がってビリーの通訳をしていたオレグ・スミルノフが奇跡的に今回見つかり、新たにインタビューを受けている。人のよさそうな彼が今も変わらず、元気に当時を振り返って語る姿は大変微笑ましい。
「誰もが“自由”というエネルギーを音楽だけじゃなくビリーの全てから感じた。それは初めての経験で禁じられた感覚、何かが変わろうとしてると誰もが感じたよ」

今、あの時のツアーを振り返ってビリーはこう答えている
「変化を求める空気が充満し、崩壊寸前だった。旧体制が一掃される絶好の時期にあそこにいたのさ。変化は予測できたと誰かが言うなら それはウソだ。ソ連崩壊なんて予想外さ。ロックンロールは自由の象徴だ。人々を解放し 信じる力を与えてくれる。音楽という不変の言語でね。彼らはロックンロールに心を開いてくれた」
ビリーが真のロックをソ連にもたらした。彼の曲に政治的なものは無かったが、彼がもたらした自由は政治的行動となった。コンサートにいた観客だけでなくソビエト全ての人が影響された。ロックが正式にソ連を席巻したのである。

「このコンサートはロシア人にすばらしいものをもたらした。同じように僕もソ連の実情や国民の人間性を知ったことで人間として大きく成長できたよ。今 思い返してもソ連でのツアーは最高だった。あの時の思い出や達成感は何事にも代えがたいもの。このツアーに関係した人はみんな誇りに思うべきだ」(ビリー・ジョエル)

最後に、ビリーについてソ連の人々がこう語っていたのが印象的だった
「ソ連でビリー・ジョエルと言えば"ロックの扉"を開いた人物なんだ」

音楽の歴史、ロックの歴史的にも重要な役割を果たした伝説のコンサート、是非すべてのロック・ファンに体感してほしい。最初に「ドキュメンタリー」を見て、それから「コンサート」を見て、聴いてもらえれば、ビリー・ジョエルというアーティストの真の姿をわかってもらえると思う。音源は最新リマスターで甦り、2CDは、世界で日本だけが高品質Blu-Spec CD2仕様となっている。

●歴史に残る伝説的なライヴ作品とともに高品質の最新ベスト、更には国内アーティスト/US人気ドラマによる日米豪華トリビュート盤も登場!!

●『マター・オブ・トラスト:ブリッジ・トゥ・ロシア<デラックス・エディション>』【完全生産限定盤】
2014.05.21 ¥8,000+税SICP-30561 ~ SICP-30563


ビリー、伝説のソ連(当時)ライヴを完全仕様で“真空”パック!

1987年、ビリーは長年の夢であったソ連公演(マイケルがBADツアーでも成し遂げていない)を実現。ゴルバチョフ大統領の元で推進されたペレストロイカに伴い、自由主義圏の音楽を開放し始めた頃の米露親善大使的な役割を果たし、計6回で15万人を動員したこの伝説的なLIVEがノーカット、最新リマスターで登場!共産主義圏に完璧なロックンロールの洗礼を与えた貴重な記録でもあり、当時まだ30代のビリーの躍動感が素晴らしい。同ツアーの模様は過去に『コンツェル)』のタイトルでCD化(全16曲)されているが、今回12曲を追加で初収録。全曲最新リマスタリングされた追加曲の中には、リハーサルで演じた貴重なビートルズのカヴァー「She Loves You」も!更に日本盤限定で、高品質Blu-SpecCD2仕様にアップグレード!コンサート映像も、最新リマスターにて、かつて発売されたVHS収録曲にこのたび7曲分を初収録。DELUXE版には歴史的にも貴重なドキュメンタリー「マター・オブ・トラスト」が収められる。その他、豪華スリーブボックス仕様、76Pオールカラーブックレットなど、究極の仕様に!

曲目などはこちら
http://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/discography/SICP-30561


●『ピアノ・マン:ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ビリー・ジョエル』
2014.05.21 ¥2,000+税 SICP-30564


ビリー史上最強ベストが高品質・豪華仕様・特別価格で登場!

トータル・セールス1億枚以上。世界で最も愛されているメロディー・メーカーの一人、ピアノ・マン:ビリー・ジョエル。数々の全米ヒットや、世代を超えて愛される名曲・代表曲の数々、更には自らが選んだトラックを余すことなく収録。全キャリアの中から厳選され1枚にまとめられた最強のべスト・アルバム。ピアノ・マン40周年を記念し、待望の高品質Blu-SpecCD2、豪華スリーヴ仕様、スペシャルプライスで遂に登場!

■Blu-spec CD2
■スペシャルプライス
■豪華スリーヴ仕様
■期間生産限定2015/05/31まで

収録曲はこちら
http://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/discography/SICP-30564


●『ウィ・ラヴ・ピアノ・マン~トリビュート・トゥ・ビリー・ジョエル』
2014.05.21 ¥2,500+税 SICP-4132


ビリーを愛する国内アーティストによるビリー・ザ・ベスト!

“永遠にリアルタイム”なビリーの名曲の数々を、10組の国内アーティストがそれぞれのアプローチでカヴァー(英詞)。

いつの時代でも全ての“普通の人々”がそれぞれに情景を思い浮かべ、自身の思い出を重ねることが出来る、そんな普遍性を持つビリー楽曲の魅力に参加アーティストの個性が加わった、もうひとつの『ビリー・ザ・ベスト』。

ピアノ・マン40周年/初来日35周年記念
ビリーを愛する国内アーティストのパフォーマンスによるビリー・ザ・ベスト!

参加アーティスト、曲目はこちら
http://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/discography/SICP-4132


●『ムーヴィン・アウト~グリー sings ビリー・ジョエル』
2014.05.21 ¥1,700+税 SICP-4133


人気ドラマ『グリー』キャストによるビリー・ザ・ベスト!♪

人気海外ドラマの<シーズン5>サントラ、「ビートルズ」に続く第2弾は何と「ビリー・ジョエル」!♪(シーズン5第6話『Movin' Out』登場7曲に、シーズン1~4登場のビリー・ジョエル楽曲をボートラとして追加収録!)ピアノ・マン40周年となる2013~2014は、ビリーがUSでケネディ・センター名誉賞(文化・芸術方面での国民栄誉賞)を受賞したり、毎月マディソン・スクエア・ガーデンで公演を行うなど、ビリーの再評価の高まりと共に、本人の活動も活発になって来ています。そんな中『glee/グリー』もビリーをトリビュート!いつものごとくストーリーやキャラクターの状況にパーフェクトマッチしつつ、同時にビリーのベストオブベストと呼ぶに相応しい選曲で楽しませてくれます。先日ソロ・デビューを果たしたリア・ミシェル=レイチェルによる「素顔のままで」も聴きどころ♪(同エピソードの国内初放送は4月12日)

ピアノ・マン40周年/初来日35周年記念
人気海外ドラマ『グリー』キャストパフォーマンスによるビリー・ザ・ベスト!♪

曲目はこちら
http://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/discography/SICP-4133

■ビリージョエル特設サイト
http://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/