中3の入試対策講座は、生徒によって理解度の差が大きい理系科目は個別指導だが、、

 

 

文系科目は少人数の集合授業で、僕が担当している。

 

 

国語の漢字で、 " 団塊(だんかい)の世代 " の読みを答えさせる問題があった。

 

 

この問題自体は別に難しくないが、今の中学生は、 " 団塊の世代 " といってもどんな世代か知らない生徒もいると思って説明をした。

 

 

これは国語の漢字というより社会科目でも出題される問題だからだ。

 

 

日本の人口ピラミッドを書いて、他の世代より人口が膨らんでいる戦後の1947〜50年頃に生まれた現在の70代前半位の人たちを指すことを説明した。

 

 

そういってもピンと来ない中3生もいるだろうから、、

 

 

「君たちのおじいさんやおばあさんの世代くらいかもしれないね、、」と付け加えた。

 

 

そして、団塊の世代(第一次ベビーブーム世代)の子供たちが、第二次ベビーブーム世代(いわゆる団塊ジュニア)だから、

 

 

この世代も他の世代より人口が多いことも説明した。

 

 

第二次ベビーブーム世代は今の50歳前後だから、、

 

 

「君たちのお父さん、お母さんの世代くらいかな?」

 

 

ともつけ加えた。

 

 

が、直後、僕は しまった❗️❗️と思った。

 

 

High-5 は高校生や大学生の子供がいる保護者との面談も多いので、そのイメージでつい言ってしまったが、、

 

 

今の中3生だとおそらく40代前半くらいの保護者が多いのではないか?

 

 

今日の授業を受けた生徒たちが家に帰って、、、

 

 

「ねえ、今日塾で " 第二次ベビーブーム" って、お父さんやお母さんの世代だよって言われた。」

 

 

なんてことを無邪気に言われた日には、、

 

 

「まあ、なんて失礼な先生なの❗️私たち第二次ベビーブーム世代よりずっと若いわムキー

 

 

なんて思われないとも限らない。

 

 

僕は慌てて、、

 

 

「い、いや、家に帰って、親に " 第二次ベビーブーム世代だね" 、とかうかつに言っちゃダメだよ。もっと若かったら、気を悪くするからね 滝汗

 

 

と咄嗟にフォローしたのであった。

 
 
いや〜、危ない、危ない。
 
 
「授業内のちょっとした小話にも注意しないと。」と改めて認識したのであった。