東大に関心のあるないに関わらず、まずは下記のランキングを見てもらいたい。

 

 

千葉県高校 東大合格者数(2023年)
 

1位 渋谷教育学園幕張(74名)

 

2位 県立千葉(25名) 

 

3位 市川(15名) 

 

4位 県立船橋(11名)

 

5位 東葛飾(9名) 

 

6位 昭和学院秀英(8名) 

 

7位 東邦大付属東邦(5名) 

 

8位 千葉東(1名) 

 

8位 県立柏(1名) 

 

8位 木更津(1名) 

 

8位 佐倉(1名) 

 

8位 長生(1名) 

 

8位 市立銚子(1名) 

 

8位 専修大松戸(1名) 

 

8位 芝浦工大柏(1名) 

 

8位 国府台女子学院(1名)

 

 

 

青文字が中高一貫校だが、一目瞭然、、

 

 

東大に複数名合格しているのは、県立船橋を除いて全ての高校が中高一貫校である。

 

 

一時、凋落が言われていた県千葉は中高一貫校になってから盛り返しの兆しが見られる。

 

 

地域名門校と呼ばれ、かつては毎年複数名の東大合格者を出していた千葉東、佐倉、木更津、長生などが "風前の灯" 状態、、

 

 

この状況、僕はとても危惧している。

 

 

なぜなら、これは東大だけの問題ではないからだ。

 

 

医学部はもとより、私大の早慶もこれと似た状況になってきている。

 

 

" 中学受験をして中高一貫校に行かないと、最難関大や医学部にはまず行けない。"

 

 

そんな状況って、教育の公平性から見ても問題だろう。

 

 

ただ、前回のブログにも書いたが、公立の授業進度の遅さは中学・高校ともに確かに気がかりだ。

 

 

公立だと例えトップ高校でも理系科目を中心に終わるのが受験直前になる という事実は知っておいた方が良い。

 

 

中高一貫校は高2までには高校全範囲終えて、高3は丸々受験対策をやるのだから、これでは勝負にならないのも合点がいく。

 

 

だから、High-5 では将来を見据え、できる生徒には先取り学習をする。

 

 

高1生ですでに数Ⅰと数Aの全範囲を終えた生徒も出ている。

 

 

ちなみに中高一貫校ではなく、3月頭からの指導の半年でだよ。

 

 

3月頭からと言うのが実はとても大きい。

 

 

普通は高校入試直後の3月は遊び呆けている生徒が大半だからね。

 

 

ここは実は生徒より親御さんの意識が問われる所かもしれない。

 

 

大学進学を目指す生徒は、高校入試をゴールにしてはいけないんだ。

 

 

全国的に有名なある個人塾の塾長はいつもこう言っている。

 

 

ちなみにその塾は県のトップ高校に毎年多数の合格者を出しているが、、

 

 

「(大学進学するのなら) 高校なんてどこだっていい。」

 

 

ちょっと大胆すぎる発言だとは思うが、ある意味真実だろう。

 

 

中高一貫校だろうが、公立だろうが、懸命に努力することが重要だと。