「High-5 って英語が売りらしいけど、何が違うの?」
と思う人に今日は具体例を1つ。
中2で習う to 不定詞を用いた代表的な例文。
" I went to the library to study math. "
どういう意味でしょう?
保護者の方も考えてみてください。
「バカにするな!それくらい誰でもわかる!」って?
いや、多分あなたは間違える
自称英語が得意の人:「これは to 不定詞の副詞的用法で、目的を表している。」
だから例文の意味は、、
「私は数学を勉強をするために図書館へ行きました。」
(簡単、簡単、だって、学校でも塾でもそう習ったもん。)
、、、、
ハイ、来ました〜、ブー、大不正解!
「そ、そんな馬鹿な。だって、そう習ったし、文法書にもあるし。」
そう習ったって?本に書いてあるって?
本当に自分の頭で考えてる?
でも、確かに中学でそう習ったよね。
本やテキストにも書いてあったよね。
そのまま覚えて自分の頭を使わないでいると英語の先生でもそう答えるよね。
でも、変じゃない? ネイティヴがそう考えているかな?
to 不定詞自体に目的の意味って本当にあるのかな?
数学の勉強をするために、、って目的を明示するのなら
単なる to 不定詞よりも、高1レベルだけど、
so as to 〜 や in order to 〜 を使うべきだよ。
実は to 不定詞 の本質をきちんと知っている人は英語の先生でも少ないかもしれない。
" 未来を表すんでしょ " なんて言う人もいるけど、そんな認識ではまだまだ甘い。
多分、進学塾の英語の先生でも結構答えられないと思う。
中学校や進学塾でも、、
I went to the library to study math.
▲「私は数学を勉強をするために図書館へ行きました。」
と教わるけど、そういう認識だから英語を使えるようになかなかなれないんだよね。
ネイティヴはこういう認識だよ。
◎「私は図書館へ行って、数学を勉強しました。」
こちらの方が実は本質を押さえている。
さらに語順的にも自然だし、日本語でも普通こう言うよね。
またこういう思考回路だと、ライティングでもスピーキングでも頭からドンドン英語でつないでいける。
こうした類は色々あるけど、企業秘密でもあるので、詳細はこれ以上言わないけどね
補足として中学生のテスト用には、あえていまいちの▲の訳を書くよう生徒に指導することはある。
なぜなら、◎の方が本質を押さえた訳なのに、不勉強な?英語の先生にバツにされたらたまらないからね。
でも特に高校生になったら上記の思考回路がないと長文をスラスラ読んだり、ライティング、スピーキング等にも影響出るからね。
要は自分の頭を本当に使っているかだ。
「先生がそう言っていた。」
「本にそう書いてあった。」
それが本当に全て正しいとは限らないからね。
本にも書いてないし、学校や塾の先生でもなかなか知らない、ネットで検索しても出て来ない。
そういうことを頭に汗を書いて自分で発見するのが真の勉強だよ