休校期間中の塾調査旅行の帰りにちょっと浜松に寄ってきました。
なぜ浜松?
僕は自他ともに認める食いしん坊ですよ
一度浜松のうなぎを食べてみたかったんだよね。
どうせ食べるなら名店で、と思ったものの、浜松駅から乗り換えてしかもバスや車でないと行きづらかったり、平日前半は休みで木曜からしか開いてないとか、、😢
せっかく浜松で降りたのに、うなぎを食べられないかもしれない大ピンチ!!
あまり時間もなかったので、駅近くでいいお店ないかと思って検索、、
1位や2位ではないものの、結構上位評価で年中無休⁉️の老舗うなぎ屋を発見。
何と新幹線の改札から1、2分の距離!
塾に例えるなら、まるで大手塾のようだ。
お店もきれいそうで、早速入る。
念願の浜松うなぎだ!
これでまたひとつ夢が叶う!(大げさ?)
注文は、当然うな重と、、、
うまいうなぎ屋は注文してから時間がかかるものだ。
大体うなぎ職人は、昔から「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」と言われる。
それくらい手のかかる仕事だ。
注文してから、うな重がくるのに30分以上かかるなんてことも普通とも言われる。
うな重が来る前のつなぎとして白焼きのハーフサイズも頼んだ。
ところが、注文して数分で白焼きが出てきた。
(オペレーションもしっかりしていて、白焼き位はすぐ出せるようにしているんだ。)
と思っていたが、、
何とその後、1分も経つか経たないかで、うな重も来た!
(いくら何でも早すぎじゃないの? ファストフードじゃないんだから。)
まあ、でも老舗だし、ネットでの評価も結構いいし、味は確かなんだろう、、
早速、念願の浜松うなぎを食べてみた。
、、、、
、、、、
いい値段するわけだし、マズイわけではない。
マズイわけではないけど、、、
ここまできて、食べるほどではないとハッキリ言える。
もっと言えば、店構えは立派だけど、下手するとスーパーの1,200円位のうな重と大差ないレベルじゃないの⁉️
なぜなんだ。
理由を考えてみた。
立地はとてもいいし、ネットでの評判もまずまずなので、出張途中とも思われるようなお客さんがひっきりなしに来る。
だから、固定客が着かなくてもやっていけるのだろう。
創業は明治時代とあったので、最初はそんなことはなかったと思うがいつにまにか、ビジネスとしてのうなぎ屋になってしまったのかと思う。
職業柄、僕は飲食店に入ると、つい塾と比べてしまう。
塾も昔は職人の集まりと言われたものであった。
先ほどのうなぎ職人の言葉ではないが、、
授業の型が一通り身に付くのに最低3年、生徒を1000人指導して1人前、そして授業技術は一生をかけて追求するのが塾職人。
今ではそんな塾もすっかり少なくなったようだ。
いかに授業をしないで利益を出すか、とか、講師どころか教室責任者すらまともに置かないで自動化させるか、という方向に進んでいるように思える。
コンビニどころか、自動販売機のような塾が理想なのだろう。
職業柄、日本全国いろんな塾予備校を調査しているが、どんどんそんな塾が増えている。
人手も技術もいらないし、ビジネスとして経営的にはそれが理想なのはわかる。
でも、それなら僕は塾という仕事を選ばないかな。
だって、生徒や保護者と向き合って苦労や喜びをともにすることもないのだから。
そんなことを考えながら、次こそは本物のうなぎを食べたいと思って帰路についたのであった。
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