(その4のつづき)、、私は2年前のことを思い出していた。
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2年前、それは High-5 が開校1年目に大量に入塾してきた中2生たちが、翌年中3になって受験に臨んだ年であった。
この年は本当に色々なことがあった。
前期で大半の生徒が合格したのだが、後期にまでいった生徒も数名いた。
それ自体は予想できることであったが、想定外だったのは前期で落ちた生徒たちの中で自信をなくして弱気になってしまった生徒が数名いたことだった。
前期まえから後期を受けるつもりで頑張るよう伝えてあったが、前期不合格のショックが大きいようであった。
自分が何度励ましても効果は薄いようであった。
受験はある意味スポーツや格闘技と似ている。
弱気は禁物なのだ。
勉強だけでなく、生徒の性格も入試本番では非常に重要な要素となる。
結果、後期まで頑張った複数の生徒の中でも、落ちてしまった生徒が1人だが出てしまった。
入塾して以来、定期試験も模擬テストも順調に伸びてきたのに、最後の公立入試だけうまくいかなかった。
最後の最後まで真剣に指導して期待していた生徒だけに、このときは、本当に泣きそうになった。
でも自分より生徒本人や親御さんの方が辛いに決まっていた。
本当に申し訳ないと思って、しばらくご飯もろくにのどを通らなかった。
そのときから猛反省の日々であった。
ただ頑張るだけではダメなのだ。
もっと科学的・効率的にやらないと。
”先生たちが一生懸命指導した”といった自己満足ではなく、
”生徒の成績上昇や受験結果” がすべてなのだ。
そのためにどうすればよいのか?
少しずつではあるが、微調整を重ねていった、、
こういう地味な微調整の積み重ねは、生徒にも保護者にも通常わからない。
それでも塾として改善を重ねてきた2年間であった、、
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3/6。後期試験合格発表の日。
生徒を16時に塾に呼んであった。
合格でも不合格でも来るよう伝えていた。
前期直後から生徒は本当によくがんばったので、後期はほぼ実力を出せたようであった。
しかし、それなりに倍率もある人気校だけに結果はわからない。
正直、不安であった。
生徒はいつも自転車で颯爽と塾にやってくる。
自転車で向かってくるスピードで合否は大方察知できるはずだ。
しかし、なかなか自転車はやってこない、、、
不合格の場合、塾にやってこない可能性だってありうる、、
そんなとき、大きめの車がやってきて塾のあるT字路に車を止めた!
中から生徒とお母さんが晴れ晴れとした顔をして車から降りてきたのを見て、私は全てを悟ったのであった。
合格本当におめでとう!
最後までよくがんばった。
塾としても、2年連続で公立高校全員合格を決めた瞬間であった。
🌸河津桜も合格を祝ってました〜🌸
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