美髪をつくり ハゲ予防のシャンプー方法 その3 | フィリピンに移住したヘアサロンオーナー

フィリピンに移住したヘアサロンオーナー

MakatiのHair Salon Manager と Academy Instructor などやってます。
美容歴35年のケミカル、メディカルなどマニアックな発信も!


さてさて、、

前日、前々日の前置きが長~くなりましたが、オススメのシャンプー方法です。

①まずはブラッシング!

昔の美容院ではよくやっていた様ですね。

実は「シャンプー前のブラッシング用ブラシ」ってものもあります。(今もあるのかな?)

意味合いは、、

髪についた汚れやスタイリング剤、頭皮の酸化物(過酸化皮質など、、)やフケなどを浮き上がらせ、落としやすくするのと、シャンプー中の髪のもつれを防ぎます。

やや細かめのブラシで はさきに丸みを持つもの(頭皮が傷つかない様)や豚(猪)毛などの素材のものがオススメです。

ロングヘアーの方は、毛先→中間→根元 と 髪のからまりをとかしながら。
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⬆︎ フィリピンで見つけた! 逸品!!
当 Salonでも大人気の シャイン ブラシ。
P1000 ながらも いろいろな用途で使える 優れモノ!!

②シャンプー前の流しは、、 濡らすだけではダメ。

よ~くすすいでおけば、髪、頭皮の汚れの70%は流れてしまいます。
ショートヘアでも30秒~
ロングなら 1分~ はすすぎます!

ここで温度に注意。

こちらフィリピンではお湯を使わない方が多くて驚きました。

「お湯でシャンプーすると、、ハゲるから、、、」

これも一理ありますが、温度次第です。

常夏のこちらでは多少冷ためでもOKですが(日本の冬はムリですね、、)

冷たすぎると頭皮の酸化物が落ちにくい。

逆に熱いと、セラミドなどの「潤い成分」が溶け出してしまいます。

潤いが少なくなると、、 細胞の抵抗力が落ち(老化)肌質、髪質が落ち、、髪も落ち(抜け毛)となる事も。

なるべく体温~40℃くらいが目安ではないでしょうか?


③いよいよ シャンプー。

メーカーさんのシャンプー剤の標準使用量は

ショートヘア ティースプーン1杯~

ミディアム 2杯~

ロング 3杯~

シャンプー剤や毛量などにもよりけりですが、
①ブラッシング 
②お湯シャン(よく流しておく)+マッサージャーを使う事で、標準使用量の半分で十分です。

マッサージャー はこちらも「素材」が大切。

プラスチック製よりも「シリコンゴム」など頭皮に優しいながら マッサージ効果もあるものをオススメします!
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⬆︎ MUCOTAのスキャルプ マッサージャー
P1000
個人的に 20種類以上のマッサージャーを使いましたが、今のところコレが一番!!
 

シャンプーは長々としなくてOK。

特に市販のシャンプー (Sulfate Shampoo) は、なるべく使用量を抑え、さっさと終わらせましょう!

 
④シャンプー後の流しも しっかりと!

流しきったつもりでも、意外と残っているシャンプー成分。

残っていると 頭皮のバクテリアバランスが崩れ、、、フケ、かゆみ、抜け毛の原因にも!

ここでも ちょっとぬるいかな?くらいの湯温で しっかり、しっかり お流ししましょう。

まだ 、、 続きますよ!