美容師のヘアカラーの間違った解釈!? | フィリピンに移住したヘアサロンオーナー

フィリピンに移住したヘアサロンオーナー

MakatiのHair Salon Manager と Academy Instructor などやってます。
美容歴35年のケミカル、メディカルなどマニアックな発信も!

TENR|ROMA Salon



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伸びるの早~い この方。

以前は現地サロンで 必ず毎月カラーをしてたそうです。

こちらフィリピンに来て、数々のSalon視察(偵察?)に行かせてもらいましたが、、、

カラーの認識が、今の日本とちょっと違う事に驚きでした。

何が、、 と言うと、、、

①カラー剤 使用量がかなり多い 

日本の1.5倍、、いや2倍~??

②カラー塗布が、、力まかせ!? 

髪引っ張ってる、、 頭皮にこすりつけ過ぎ!!

③放置時間もやたら長い 

これも2倍くらいか? アシスタントまかせ、、、

しかも待ち時間 スタイリストもアシスタントもケータイと「にらめっこ」かい!

④放置時間中後半、、、グニャグニャもみ込んでいる!? 

(やめてくれぇ~~~)

⑤カラーを流すシャンプーが、、、 雑!  

残留ケミカル、、 マラミン(いっぱい)すぎる!!!、、、

その他、ツッコミ所多々。


間違いなく、仕上がりはキレイ。 1ヶ月程はキレイが続きます が、、、

その後の 髪 コンディションだけでなく、確実に頭皮の老化を早めます。

【アルカリカラーは、直接なケミカル(アルカリなど)刺激だけでなく

強力な『活性酸素』を発生させて発色させるからです】

また、体質によっては、今後 色素(ジアミン)によるアレルギー発症率をグンと高めてしまいます。


例えるなら

お医者さんで 薬 を出される時に

≪適量≫は1日1回の3錠ですが、、、念のため6錠を2回飲んで下さい。

的なところかな? 


一時的に病状は良くなったとしても 今後の 体質はどうでしょう?

言い過ぎかな? 

ちなみに私 薬は出されも 飲みません!

ってか、病院に行きません(笑)


まぁ、日本も以前は 間違った解釈でカラー施術をしてましたが。

(未だ、、そんな、、、美容師さんも???)


ここだけの話、若かったころ(今も気持ちは若いですが)

メーカーさんのセミナーによく行ってましたが

「カラー剤はいっぱい使って キレイに染めましょう、、」

的な教えで、それを信じてました。

そしてフィリピンに来てからも、メーカーさん主催のカラーセミナーに

スタッフと数回参加しました。

ここでも(えっ、こんなに使うの、、 東京のサロンだったらペナルティー(減給)ものだよ!)っ

て感じです。


もう一つ 驚いたのが、、、

カラー剤の仕入価格高額っ!! 日本より高くね!?


なるほど、、 です。

知識のまだ無い美容師さんに(こちらでは免許、、ないので)

いっぱい使う様に教育しておけば、とりあえずは キレイに染まり

メーカーさんも売上増大。


「どこで染めたの?」「どこのカラー?」やっぱり “ロ〇〇ル” はいいよね!、、、


そんな流れかな?

また、カラー後の排水は 環境にも絶大に良くないですしね。


話がマニアックにそれましたが(笑)


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カラー剤≪適量≫+TENG|ROMA Water System で施術をしたカラーです。

ポイント的に ハイライト(Light Beige)とチャンク ローライト(Dark Purple)

特に毛先のダメージが強く、退色が早いので 毛先のカラーに

3Step Treatmentを混ぜているので 数回シャンプーするまでは 暗さが残りますが

初めてご来店頂いた時に

『毎月のカラー → 8週間持つカラー』提案をさせてもらい

それ以来ほぼ2ヶ月ごとに ご来店頂いてます。

、、後は、浮いた費用で、ホームケアを「日本のモノ」に替えて行ってもらいたのですが、、、

そこは また、追々、、かな?