湯ノ山温泉・老舗「森井旅館」の女将代替わり | ヒゲしげ爺のブログ

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人生、いろいろであります。
今はこんなに元気いっぱいのじぃも、時には沈んだり悩んだり、はたまたあろうことか引きこもったり・・・
そんなこんなで、3年近くすっかりご無沙汰していた、わが湯来町の誇る名湯「湯ノ山温泉」は森井旅館に、ひょんなきっかけで、宿泊することに相成りました。

ことの次第は、思い切って省略することにしまして・・・
驚いたことは、その疎遠の3年間に、女将が代替わりしていたのです!

先代の女将Yさんとは、じぃが帰国を果たした9年前よりさらに前、つまりタイ王国バンコク市に滞在しておった、およそ11年前からのつきあい・・当時、現役として羽振りのよかったじぃは、我が郷里湯来町砂谷に帰郷する度に、この森井旅館を、いわゆる「常宿」(じょうやど)とさせていただいており、さらに帰郷後は、じぃが遠方からお招きした主だったお客様にお泊りいただいたり、果ては(おいおい紹介していくことになるかもしれませんが)これまで主催したいくつかのイベントの打ち上げ会場、そしてその後の宿泊先として、大いに利用させていただいていたのであります。

その折々に、陰に陽に多大のお世話になった先代Y女将・・その突然の引退には、少なからずショックではありました(なぜ、まだ50台半ばの若さで・・・?)

しかし・・正直に申しますね。このたび新しい女将となった、それまでの若女将、なかなかの美人で、しかもとても明るくほんわりとした癒し系の女性であり、しかも若女将の夫である「新亭主」も、頼もしいなかなかの好人物・・・これで老舗「森井」も、かなりイメチェンを果たすかも・・という期待感もあります。

まだまだ「若い」先代は、この際、「大女将」(おおおかみ)として、例えば、小生のような「オールドなじみ客」の要望に応じて、小粋な和服を着こなして挨拶に現れ、そこで四方山話に花を添える・・という、われらから見ると羨ましいような役割を果たしていただきたいものであります。

かなり長くなりました。最後にちょっと笑える小話(Episode)で、締めくくることといたしましょう。

宴たけなわとなったころ、上の席に据えた、わが先輩お二人が、「そろそろエアコンは切ってもいいんじゃないか・・東北大震災のこともあるしのぉ・・」と、身軽に立ち上がり、エアコンの電源スイッチをお探し始めになる。

でも、なかなかお見つけにならない。かなりのご努力にもかかわらず、通常備えてあるはずのリモコンが見当たらない。その様子を、本来なら真っ先に立ち上がって「先輩、わたくしメが探しますので、どうぞお直りを・・・」と薦める役であるはずの「若造」であるはずのこのじぃ(はい、わたくしメでありまする)、デンと座ったまま一向に立ち上がらず、あろうことか偉大なる先輩二人を、おちょくったりしている。多少のアルコールが入っているとは言え、何たる無礼、なんたる狼藉!!

そこへ、タイミングよく、新たな冷えたビールを持ってひらりと現れた若女将、「あ、リモコンが隠してありますの・・」と、手前のカレンダーをはらりとはぐると、そこには、大の男2人が決して見つけることのできなかったリモコンが・・・

一同爆笑となり、そしてあろうことか、この無礼かつ狼藉者のじぃメも、いっしょになって笑い転げていたのでありました。

写真は、その若女将・新亭主のツーショットであります。

森井若女将ご夫妻

読者の皆々様、どうか「新生森井」を、ごひいきにいただきますよう、隅から隅まで、あ、ずずずぃ~っと・・・

おあとがよろしいようで。