あみだ・ジモティーズ(または、阿弥陀山活性化グループ) | ヒゲしげ爺のブログ

ヒゲしげ爺のブログ

ブログの説明を入力します。

我が草庵のちょうど真西、まさに春分・秋分の日にちょうど山頂に日が沈む、阿弥陀山というありがたいお名前の山が鎮座されております。名前の由来は諸説ありますが、まあ、わが伏谷郷(ふしだにごう)集落の真西に位置することから、西方浄土に見立てて・・というのが、もっとも有力かつ常識的ではありましょう。


実は・・・そんなに近くにありながら、子供時代(0~13歳)には山頂までは一度も登ったことはなく
(じぃ、こう見えても(?)幼少時は虚弱児だったのですよ)、初めて登頂したのは、齢(よわい)五十ン歳にして帰郷を果たしたさらに2年後の、2007年の秋のことでした。

初登頂でたまげたこと・・それは、山頂(標高837m)に、立派な展望台兼シェルター(風雨や雷から登山者を守る避難施設)がデェーンと構えておったのです。

阿弥陀山展望台

勢い込んで、早速その屋上展望台に駆け上がって、さて360度の大パノラマを・・・と期待したんですが、一部の方向(大峰山と阿弥陀山西峰方向)を除いては、ほぼ全方位にわたって成長した木々に覆われ、展望がほとんどないのです。

南方向



軟性(大峰)方向

そのときは、「ま、仕方ないな、あの展望台は昭和48年に作ったと看板にあったから、あれから30年以上もたてば、樹木もせいちょうするんだし・・・」と、あっさりとあきらめて下山したのでした。

憩いの森看板

来た方向(見えず)

そしてそれ以来の4年間は「よい山なんだけど、山頂からの展望がなあ・・・」と、足が遠ざかり、一方でその間に近辺(広島県西部)の山々を、暇に任せてせっせと登り、その多くの山々の頂から、はるかに我らが阿弥陀山の雄姿が見えることに感激しました。同時に「こんなに多くの山々、遠く島根県境の峰峰からも見える阿弥陀山からは、逆にそれらの山々を遠望する、一大パノラマが展開するに違いない・・もし山頂展望台の周辺の木々を少し伐採してやることができれば・・」と、強く思ったのでありました。

(続く)