大寒波の余波が続いていて朝は手がかじかむような寒さだ。
その寒さのせいか、我が家の愛犬ペロ君の体調が良くない。
心臓弁膜症を持っているのだが、発作が頻発している。
昨日から、症状は落ち着いたが、食欲がないのか食事をとらない。
心配は尽きない。
朝、陽が空けない時間に散歩に連れて行って二度寝をしようと思ったが、心配で寝れないので極寒の書斎に入ってこの一枚を聴いている。
ジャズほど、バラエティーに富んでいるジャンルはないのではないか。
今聴いているバーニー・ケッセルの『ケッセルズ・キット』はアップテンポで朝一のはじめに元気を与えてくれる一枚だ。
①②は、疾走感のあるナンバーで、気持ちの良い目覚めにもってこいだ。
③は、しっとりとした爽やかなナンバーで心地が良い。
④は、ラテンフレーヴァーなアップテンポな軽快な曲。
⑤は、メロウなフレーヴァーな名曲。ケッセルの鳴きのギターが心地よい。
⑥は、ハイテンションでアップテンポなナンバー。アントネロ・バロッチのオルガンがいい。
⑦は、これまたメロウでスムースな一曲。オシャレな音使いが心地よい。
⑧は、アルバム全体に漂うラテンフレーヴァーを総括するような曲で気持ちが明るくなる曲だ。
⑨は、ハイピッチなワルツが軽快で元気をくれる曲。
纏めると、ラテンフレーヴァーが心地よい楽しい作品である。
伸び伸びとしたセッションが楽しめる一枚である。