尋常ではない暑さを言い訳にダラっとしている。
書くことは沢山あるし、学ばなきゃいけないこともある。
しかし、よりによって書斎のエアコンがいちばん古く、20畳近くあるのに6畳用だ。
しかも、冷房の調子が良くない。
問題だ。
熱中症になる可能性が高い。
だから、1番部屋が狭くてエアコンの効率が高い寝室にほとんどいて、ダラっとしている。
流石に何もしないことは無い。
勉強のテキストは寝室で読んでいる。
それでも、やはり傍目から見るとダラっとしている様に見えるだろう。
犬もこの暑さにはこたえているのか、涼しい場所でダラっとしている。
しかも、外にいる時とは大違いで、油断をして、腹を開いてダラっとしている。
今年の夏は、尋常じゃない。
夜10時過ぎて重い腰を上げて寝室に入る。
日中温められていた熱気がまだ残っている。
そんな熱気に包まれながら聴いている一枚がコレだ。
ラッパ我リヤの『日本改造計画』だ。
ジャパニーズ・ラップ黎明期にシーンを牽引してきた中の一組だ。
本作は2001年にリリースしたサードアルバムだ。
この頃のグループはトラックのフロウやグルーヴが最高に気持ちいい。
6曲目『プロフェッショナル現場アクター』はライムスターをフューチャーリング起用し最高なラップを聴かせてくれる。
ライムスター以外にもKーDubシャインなどをフューチャリングで起用。
グループの構成は2MC+1DJ。
Mr. Q(MC)は結成時からのメンバーで、ラッパ我リヤ率いるヒップホップ集団『走馬党』の党首。
山田マン(MC)はソロ名義でも活躍しており、リミキサーとしても活動している。意外なところではGACKT、松田聖子の楽曲リミックスを手掛けている。
そして、DJ Toshiという三人組だ。
2017年以降、主だった活動は聞かない。
サイプレス・ヒルを彷彿させるトラックメイクがかっこいい。
最近のヒップホップシーンではこの手のグループが減ってしまった。
今のヒップホップファンには是非この頃のグループを深掘りしてほしい。
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