愛犬に手を噛まれるという、格言のような事を体験し暫くパソコンのキーボードが叩けなかった為久しぶりの更新になった。
その間、本を読んだり音楽を聴いたり、心理学の勉強をしたりとどちらかと言うと『自堕落』なお気楽な生活をしていた。
その間にも世間様では色々なことが起こって、様々なことを考えたりしていた。
日本人は兎角『性善説』で教育されてきたので、疑うということが苦手。
しかし、20年前位から起きる事件を思い返してみると、最早『性善説』ではなく『性悪説』で物事を見なくてはいけないのではと思うようになった。
度を超えると何でもかんでも疑ってかかるのである意味潔癖症になってしまうが、少なからず根拠を疑ってかかる事は自己防衛として大事な事だ。
陰謀論ではないが、裏を探るとこの世は相当怪しいことだらけ。あの手この手で『洗脳』してくる。
特に数の論理は気をつけなければいけない。
多数派が必ずしも正しいとは限らない。
これらの事を冷静に見るには、飄々と肩の力を抜いて暮らす事だ。
良く言えば『達観』である。
あくまでも自分の軸を持ってスタイルを崩さないこと。
そう、自分を信じるという事だ。
そんな事も考えたりしていた。
そんな訳で久々にパソコンに向かっているこの時に聴いている一枚がコレだ。
ラブ サイケデリコの『Early Times:The Best of Love Psychedelico』である。
メジャーデビューから5周年となった2005年に発売されたLOVE PSYCHEDELICO最初のベスト・アルバム。当初、ベスト・アルバムのような編集盤的な作品を、あまり好まない姿勢を示していたLOVE PSYCHEDELICOから『公式の』ベスト・アルバムであった。
全ての楽曲を「LOVE&PEACE」をテーマにメンバー自身の手で選曲している。
「Everyone, everyone」、そしてこれまでどこにも発表されなかった完全なる新曲の「Rosy」の2つの新作をも収録した豪華な選曲となっている。「Everyone, everyone」は後にオリジナルアルバムに収録されることになる。
ちなみに初回限定版は、Your own nunbaerとしてNo.000001~No.333333までジャケットに刻印されている。
ちなみにわたしのは『290637』である。通常版はナンバーの部分は『Limited』とは言っている。
彼らは1997年に青山学院大学の音楽サークルで結成された。元は数名からなるバンドだったが、よく使われるセリフである「音楽性の違い」からメンバーが抜けていきヴォーカルのKUMIとギターのNAOKIが残って現在に至る。その頃はメジャーになる気は全くなく、メンバーもいなくなっちゃったしデモテープでも作るべ的なノリでレコーディングしていた。
そのテープがたまたまレコード会社に渡り、多少のお色直しはしたもののファーストアルバムとして世に出た。
日本だけでなくその才能は米国でも認められ、インディーレーベル『Hacktone Records』から、リリースされている。
サポートメンバーも高橋幸宏をはじめ豪華なメンバーがあまた参加している。
現在は、それぞれの活動に精を出している。