2時前に目が覚めて、それから二度寝をしようと思ったが結局寝れず本を読んでいたら、夜が開け始めた。
寝れない理由として愛犬のことがある。
外に出していたら枝やポールにリードを絡ませて身動きが取れなくなっている事がここ1週間くらい続いている。
家に入れたら、色んな場所でマーキングをして、清掃をしなくてはならない。
お陰で、連続して寝れるのが2時間位なのだ。
完全に振り回されている。
常に寝不足だ。
でも、気になって寝れない。
台風も近づいている。
雇われ仕事を続けていたら、恐らく身が持たないか、交通事故を起こしていたに違いない。
蚊にも食われる。
痒いのだ。
今一番欲しいのは安眠できる時間だ。
犬の心配をし、勉強をし、執筆をしなんだかんだ忙しい。
半ばやけくそだ。
そんなやけくそな状態で聴いているのが、この一枚だ。
ライムスターがメジャーになって出したサードアルバム『グレイゾーン』である。
インディーズ時代に比べるとリリックが柔らかくなった印象だが、トラックの方はまだゴリゴリのヒップホップトラックだ。
リリックが柔らかくなったと書いたが、正確に言うと緻密になったといった方がいいだろう。
眠い。
心地よいグルーヴが睡魔を誘う。
『ザ・グレイト・アマチュアリズム』のサンプリングのギターの音色が心地よいのだ。
脳が半分停止しているので、文脈が滅茶苦茶だ。
ライムスターは○○メイシとは違って、メジャーになっても魂は打っていない生粋のヒップホップバンドだ。
○○メイシのファンには申し訳ないが、○○メイシはメジャーになってから、歌謡曲グループになり下がったと思っている。本人たちのやりたいことがそうなのかもしれないが、あれはヒップホップではない。
本作も7曲目『911エブリデイ』は、好みではない。
あくまでも個人的意見だ。
ヒップホップはグルーヴが大事だ。
海の向こうの本場でも、リアルなヒップホップグルーヴのない似非ヒップホップがまかり通っているので、わたしの主観がズレているのかもしれない。
瞼が重い。
こういう時にレビューを書くもんではない。
ネガティヴな部分ばかりピックアップしてしまう。
言っておくが、このアルバムはメジャーになっても本物のヒップホップであることは間違いない。