四人囃子 /『ゴールデン・ピクニックス』 | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

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7月に入ったからか、ワイドショーでひたすら紫外線と日焼けの事についてやっている。

 

肌への潤い。

 

俺は何を見ているんだ。

見たくて見ている訳では無いがテレビの怖いところはついてると何気なく見てしまうところだ。

主婦層に向けての事だろう。

このテーマ1本でいきそうだ。

もっと知らなくてはいけないことはないのか。

戦争もある新型コロナもまた増加している。

しかし、今のトレンドではないのだ。

 

メラニン色素

 

これが今のトレンドだ。

ターンオーバーは28日間だ。

これは知っている。若い時に勉強した。

PA、SPF。日焼け止めだ。

一体俺は何をしているんだ。

テレビを消した。

油断すると人は主体的な時間の使い方が出来ない。

 

朝にそんな事思っていた。日中はこの時期はとてもじゃないが書斎に入るのは無理だ。

 

21時回った今でも、暑い空気が残っている。

 

そんな中で今聴いているのがこの一枚だ。

 

四人囃子が1976年にリリースしたセカンドアルバム『ゴールデン・ピクニックス』である。

 

四人囃子は1971年に結成された日本を代表するプログレッシブ・バンドだ。

 

幾度かのメンバー交代を繰り返すたびに、音楽の嗜好が変わっているのも現役感を持っている。

 

特に本作を含めた初期作品は素晴らしい出来だ。

特に本作は名プロデューサーと名高い佐久間正英が加入し五人体制で作られている。

 

わたしが個人的に好きなのは4曲目の『空と海の間』だ。エレピ(坂下秀美)の音色に甘いギター(森園勝敏)が奏でられていて聴いただけでは、ピンク・フロイドに引けを取らないサウンドだ。

 

本作を発表後、フロントマンであった森園が脱退。

バンド存続の危機に会う。

 

1977年に佐藤ミツルが加入し、佐久間がほとんどの曲を作詞作曲し今迄のサウンドと変化していった。

 

わたしの中では森園がいたころのサウンドが好みである。

 

今日みたいな暑い夏の夜にキンキンに冷えたビールを飲みながら聴きたい一枚だ。

 

 

 

 

 

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