Monday満ちる/『Co』 | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

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音楽は『目に見えないインテリア』。
音楽は『耳から入れる薬」。
音楽マイスター「おと虫」の、音楽処方箋。
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音楽療法と心理学をブレンドしてあなたの心の浄化をサポートします。

夕食は冷やしうどんと刺身こんにゃく。

真夏日にはこういったものがいい。

 

ツルツルだ。

 

のどごしがどちらもいい。

 

ツルツルだ。

 

酒を呑まなくなってどれくらい経つだろうか。

20台は毎晩のように安い居酒屋やバーで飲み歩いていた。

今では考えられない。

特に車に乗るようになって飲まなくなった気がする。

 

コロナ前は飲み会があれば飲んでいたがコロナ禍になってからは飲みに行ってない。

今日みたいに暑い日は飲みたいと思ったりもするが1人酒でツマミを用意して飲んでほろ酔いで後片付けが面倒だ。

ツルツルを楽しんでいる方が楽でいい。

 

根っからの面倒くさがりなのだ。

 

その反面、散らかっているのが嫌なのでまず片付けのことを考える。

飲むならやはり外での方がいい。

今住んでいる地域には馴染みの飲み屋がない。

熊本市街地に行くことになる。

車は車中泊使用になっているので出かけるのは構わない。

あと少しコロナが落ち着いたら飲みに行くことにしよう。

そんな少し飲みたい気分の今聴いているのがこの一枚。

 

Monday満ちるの2007年にリリースしたコラボレーションコレクションアルバム『Co』。

 

彼女の代表曲『You Make Me』のリミックスヴァージョンから始まる。

クレジットを見ると大沢伸一の名前が見てとれる。

 

本作は、クラブジャズ創成期から活躍している彼女とその周辺が、いかに現在のクラブジャズ、ハウスミュージックに貢献してきたが解る一枚になっている。

 

Jazztronic、モンドグロッソ、ソウル・ソース・プロダクションズ、Masters At Work,

m-flo、DA LATA。

 

彼女とコラボレーションした面子だ。

 

彼女の凄いところは音楽だけでなく、自らのプロデュースも手掛けているところだ。

 

自分のことを俯瞰的にみて、自分という『アート』を完成させる。

日本ではそういうタイプのアーティストはあまり見かけない。

 

コラボレーションするアーティストの色に染まるのではなく、自分とコラボレーションする相手と溶け合ういいポイントを見つけ出し作品に変えている。

 

そこにあるのはビジネスライクではなく、フレンドリーな空気感が漂っている。

 

そういう部分がヨーロッパやアメリカでも評価が高いのだと思う。

世界を股にかけるジャズピアニストの母、穐吉敏子の血がつながっているんだなと感じる。

 

2015年以降、彼女の活動が聞くことが無くなったが、また磨きをかけて戻ってきてくれることを期待する。