Fantastic Plastic Machine /『ファンタスティック・プラスティック・マシ | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

音楽は『目に見えないインテリア』。
音楽は『耳から入れる薬」。
音楽マイスター「おと虫」の、音楽処方箋。
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音楽療法と心理学をブレンドしてあなたの心の浄化をサポートします。

今朝も朝4時に愛犬に起こされる。

 

寝室から廊下に出ると案の定マーキング防止のオムツがボロボロに噛み千切られ破片がそこら一帯にまき散らされている。

愛犬は早く散歩に連れて行けと、玄関の前で待っている。

 

寝ぼけたまま、散歩に連れ出す。

まだ薄暗い。

 

このところ、愛犬のルーティンに合わせているおかげで、体内時計が狂ってしまい身体がだるい。

 

散歩から帰宅して時計を見るもまだ5時前だ。

 

仕方がないから朝食を食べて、カフェオレを飲みながら煙草を一服。

 

書斎に入って仕事をするかと思ったが、いかんせん身体がだるい。

もう一度、寝室に入って

本を読んでいたらいつの間にか寝ていた。

 

時計を見たら9:30。

 

それから、何となくダラダラしていた。

 

そして、いつものように11時過ぎに笊そばを食べて書斎に入り、逃げた愛猫が戻ってきやすいようにシャッターと窓を開放する。

 

いつものようにライブラリーから順番に聴いているCDを手に取りこれを聴いている。

 

音楽プロデューサー、Dj、リミキサーとして活躍している田中知之のソロ・プロジェクトFPMで知られる『ファンタスティック・プラスティック・マシーン』だ。

 

隅から隅までお洒落なサウンドが持ち味の一枚。

 

このオシャレさは元々アパレルメーカーに勤めていたのも関係しているだろう。

Dj活動していて、自分がかけたい音楽が無いという事で、自作するようになったと言われている。こういう根っからのクリエイターの人というのは成功するのも当然だ。

 

その後、ピチカート・ファイヴの小西康陽に声を掛けられデビュー・アルバムを制作する。成功は『わらしべ長者』のようだと昔から思っていたが、彼の場合もまさにそのルーティンにはまっている。「好きこそものの上手なれ」だ。

その後、世界中のクラブシーンで名を知られるようになったが、2001年の9.11事件をきっかけに、自分のルーツであるアジアに目を向けるようになり、アジアでの活動に重点を置くようになる。

 

本作は1997年にリリースされたFPM名義初のデビューアルバムだ。

ジョー・ジャクソンの『ステッピン・アウト』をボッサ調にアレンジしていたり、遊び心が詰まった名盤である。

 

こういうお洒落で明るい曲を聴くと気持ちが元気になる。

 

機会があったら一聴されることをお勧めしたい一枚。

 

 

 

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