はちみつぱい /『センチメンタル通り』 | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

音楽は『目に見えないインテリア』。
音楽は『耳から入れる薬」。
音楽マイスター「おと虫」の、音楽処方箋。
*紹介している商品は、画像をクリックするとameba picsで購入もできます。
音楽療法と心理学をブレンドしてあなたの心の浄化をサポートします。

なんだか、バタバタした一日だった。

 

夕方4時から愛犬の病院に行ったのだが2時間待たされ、少々、イラっとしたのだがイラっとしても仕方がないと途中からあきらめ、愛犬とただただ茫然としていた。

 

病院から出ると太陽も地平線に落ちようとしている。

帰ってきて家の掃除をし、愛犬ペロ君に餌と薬をあげて、自分の晩飯の用意だ。

 

最近はまっているざるそばを作る。

 

そして、今日初めて書斎に入って今このブログを書いている。

 

かかっている一枚は、これだ。

 

 

音楽好きな人の間では、今でも人気の一枚だ。

 

同時期に人気があった『はっぴいえんど』とセットになっている人が多いような気がする。

 

グループの前身になっているのが、あがた森魚と鈴木慶一が結成した『あがた精神病院』で、その後『あがた森魚と蜂蜜麺麹(はちみつぱい)』と名前を変えた。その頃はメンバーが安定せずにあがた森魚のバックバンドのような体裁だったらしい。

 

ちなみにバンド名の由来はビートルズの『ハニー・パイ』を和訳したもの。

 

この頃からあがたとは別にオリジナルバンドとして活動を始める。

それでもバックバンドとして岡林信康や西岡恭蔵などのレコーディングに参加もしてる。

 

1971年にフォークジャンボリーに鈴木慶一、渡辺勝、本田伸介の三名で参加。これをきっかけに和田博巳が加入し、そして、武川雅寛、かしぶち哲郎がメンバーになり基本の形が出来上がる。

1972年9月に渡辺勝が脱退し、入れ替わりでペダルスティールの駒沢裕城が加入し、はちみつぱい独特のサウンドが確立した。

本作は1973年11月に発表されたファーストアルバムだ。

 

はっぴいえんどが何となく垢抜けたシティー派なサウンドをしていたのに対し、彼らはどこか牧歌的な情緒的なサウンドをしているのはヴァイオリンやペダルスティールを使っているのが大きく影響を与えているのだろう。

また、変調が多くそこがまた独特なグルーヴになっている。

 

その後、ジャパニーズロックを形作ったこの双頭のグループは時代と共に一足早い変化をお互い見せていく。

 

その変遷が面白い二つのバンド。明らかに日本の音楽シーンに与えた影響は大きい。