Bird / bird | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

音楽は『目に見えないインテリア』。
音楽は『耳から入れる薬」。
音楽マイスター「おと虫」の、音楽処方箋。
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音楽療法と心理学をブレンドしてあなたの心の浄化をサポートします。

 桜の見頃もあっという間に過ぎたが、まだ屋内や日陰にいると、ひんやりとする。

 

ベッドから中々抜け出せないのもそのせいだ。

 

それでも、身体に鞭打ってベッドから抜け出し、書斎に入る。

ガレージを書斎にしていることもあって、シャッターを開けると春めいた香りと日差しが一気に入り込み、室内がいい感じで解放感を醸し出す。

 

そこで、今日初めて聞く一枚がコレだ。

 

1999年にリリースされたBirdのファーストアルバムだ。

大学卒業後、大阪のジャズクラブで歌っているところをモンドグロッソや音楽プロデューサーで知られる大沢信一に認められデビュー。

アーティスト名の「Bird」は、ジャケットからも解るように、当時の髪型であるアフロヘア―が鳥の巣みたいだからという事で決められたそうだ。

サブカルチャーの天才、みうらじゅんと結婚した時はおどろいたものだ。関西人という共通点はあるもののみうらじゅんとは畑違いという印象と、子供が出来た当時はみうらじゅんは既婚者だったから。その後みうらじゅんの離婚が決まって暫くして籍を入れる。

アーティストとしては、大沢がプロデューサーとして大きな役割を果たしており、上質なソウルミュージックに仕上がっている。

特にこのファーストアルバムは、世界的にネオクラシックソウルが主流になっていたこともあり、日本版ネオクラシックソウルの代表作の一つの名盤だ。