永瀬 正敏 / Coney Island Jellyfish | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

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音楽は『目に見えないインテリア』。
音楽は『耳から入れる薬」。
音楽マイスター「おと虫」の、音楽処方箋。
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音楽療法と心理学をブレンドしてあなたの心の浄化をサポートします。

最近は毎日が日曜日みたいなもので、自分で自由にスケジュールを立てて生活しているのだが、今日は8時に起床しようと思っていたが愛犬と愛猫がそれよりはるか前にベッドルームを叩いたりして起こされた。

愛犬は今、フィラリア症の治療しているから番犬の役目を卒業して、内犬になっている。

きっと、餌の催促だなと思って扉を開けると一目散にキッチンのもとへ。ドッグフードの缶詰を今まであげていたが、飽きたのか2日前くらいから少し口にしてはポトッと下に落とすようになった。薬をえさに混ぜて与えていたので食べてくれないと困る。そこで、豚肉を焼いて薬を包んで与えたところ大興奮して食べた。それが原因か益々ドッグフードを口にしなくなった。

寝ぼけ眼でフライパンに火をかけ、豚肉を炒める。

トホホ、餌代が馬鹿にならねぇよと心中思いながらパクつく姿を見ていた。

自分の朝食のトーストとベーコンと目玉焼きを作り、朝食を食べた。

まだ早いが書斎に入り、今日の一枚目をCDプレイヤーに入れた。

その一枚がコレだ。

 

俳優であり、今では写真家でもある永瀬正敏の1stアルバムだ。

 

音使いがいささか今聴くと古臭いが、盟友であったヒルビリーバップスのカヴァー曲『夢見る頃を過ぎて』を『For The Boys』というタイトルで歌っていたり、濱マイクシリーズの第一作目『我が人生最悪の時』など秀逸な曲もある一枚だ。

 

参加アーティストも面白くて、コンポーザーには忌野清志郎、鈴木慶一、森山達也、上田現(レピッシュ)等が協力、コーラス参加に映画『ミステリー・トレイン』で共演した、R&Bの怪物、スクリーミン・ジェイ・ホーキンス。CHARA。ギターには当時まだ無名だった山崎まさよし等が参加している。

先にあげたヒルビリーバップスだが元々事務所側では永瀬正敏をボーカルにして売り出そうとしていたが、宮城宗徳のままの方がいいと永瀬が提言して宮城をVo.のままデビューしたいきさつがある。その後、宮城の自殺でバンドは解散したが、永瀬は親友宮城宗徳の突然の死にすごくショックを受けていたのを憶えている。今でもフェイスブック等で宮城の命日にはコメントをしている。

今では廃盤になっているので中古でしか手に入らないと思うが永瀬の多彩な一面を味わえる一枚だ。