ようこそ、おと虫ミュージックへ。
どうもおと虫です。
今日は時間を音楽で表現するプログラム『Music of The Day』の最後の時間、朝7時台を選んでみました。
朝7時といえば出勤などの準備など、意外とアクティブな時間じゃないでしょうか。そんな中にも、爽やかな音楽でその日一日のエナジーをチャージするそんな曲を選んでみましたので是非最後までお付き合いください。
それでは早速ご紹介していきましょう。
1曲目、マーク・ジョンソンで「サマー・ランニング」です。
マーク・ジョンソンはアメリカのジャズ・ベース奏者、作曲家、バンド・リーダーで、この曲はギターにパット・メセニーを配して爽やかで疾走感のある曲に仕上がっています。
マーク・ジョンソンは、1978年、ピアニストであるビル・エヴァンスのバンドに加わり、エヴァンス最後のトリオのメンバーとしてキャリアをスタート。エヴァンスの死後、数多くのミュージシャンとセッションを行い、その後自らのグループも率い、高評価を得ています。
2曲目、ザ・スピナーズで「イッツ・ア・シェイム」です。
スピナーズはフィリー・ソウルの代表的グループのひとつとして知られていますが、なんといっても一躍彼らの名前を有名にしたのが、本曲「イッツ・ア・シェイム」です。モータウン時代を代表する名曲で、プロデューサーはスティーヴィー・ワンダー。朝の一発目にこの曲を聴くと心地よい爽やかな曲です。
3曲目、スティーヴィー・ワンダーで「ウィー・キャン・ウォーク・イット・アウト」です。
11歳の時にモータウンのTamlaレーベルと契約して以来、現在までモータウン一筋に活動しています。30曲以上のU.S.トップ10ヒットを放ち、計22部門でグラミー賞を受賞、最も受賞回数の多い男性ソロ・シンガーであります。「ローリング・ストーンの選んだ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第9位に選ばれている偉大なアーティストです。
この曲は言わずと知れたビートルズの代表曲の一つ。カヴァーでありながらビートルズのオリジナルとは一線を画すスティーヴィーグルーヴになっています。
4曲目、ジャクソン5で「ABC」です。
マイケル・ジャクソンをリード・シンガーに置いたジャクソン兄弟によって結成。「ボーイ・バンド」の先駆けであるとされ、初めて白人の人気を集めた黒人アイドルであるともいわれています。初期は、楽曲のほとんどを「ザ・コーポレーション」とよばれる作曲家チームが制作しており、「モータウン・サウンド」とバブルガム・ポップを組み合わせた「モータウン・ソウル」と呼ばれる新しいサウンドが作り上げられ、この「ABC」も彼らを代表する曲の一曲。
5曲目、マルーン5で「サンデー・モーニング」です。
全世界トータルセールスは1億1000万枚を記録していて「世界で最も売れたアーティスト集団」の一つ。トップ40チャートの歴史の中で唯一、グループで一位のシングル(9枚)の記録を打ち立てており、また、ウォール・ストリート・ジャーナルの複数の統計から算出した「史上最も人気のある100のロックバンド」にて14位。これまでに3つのグラミー賞を受賞しています。この曲は日本ではCMでも使われ耳にしたことのある方も多いでしょう。朝の爽やかさと疾走感が心地よい曲です。
6曲目、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズで「ゲット・アップ・スタンド・アップ」です。
レゲエの先駆者の一人とみなされており、レゲエ、スカ、ロックステディの要素を融合した曲作り、滑らかで独特な歌声と宗教的・社会的な作詞スタイルで知られる。10年以上にわたるポピュラーカルチャーの世界的な人物としての活躍により、ジャマイカ音楽の世界的な認知度を高めることに貢献しました。また、彼はラスタファリの象徴、ジャマイカの文化とアイデンティティの世界的なシンボルとみなされています。史上最も売れている音楽アーティストの一人としてランク付けされ、推定売上高は世界中で7,500万枚を超え、彼の音楽と思想は数多くの人々に多大な影響を与えています。
7曲目、ダイアナ・ロス&ザ・スプリームスで「ユー・キャント・ハリー・ラヴ」です。
スプリームス時代のダイアナ・ロスの名曲の一つ。他にも、「愛はどこへ行ったの」「ストップ・イン・ザ・ネイム・オブ・ラヴ」「キープ・ミー・ハンギン・オン」「恋ははかなく」など、数々のヒット曲を放ち、瞬く間にトップスターの仲間入りを果たします。ほとんどのヒット曲は、モータウンの看板作曲家チームのホーランド=ドジャー=ホーランドの作品です。朝からこの曲を聴くと元気が出る一曲です。
8曲目、モレレンバウム2/坂本龍一で「Bim Bom」です。
坂本龍一と、パウラ&ジャキス・モレレンバウム夫妻によるブラジル音楽をベースにしたユニットで、この曲は「イン・ニューヨーク」というアルバムに収録されています。
ジョアン・ジルベルト作のボサノバの名曲。ブラジリアン・フィーリングが醸されているんですが、そこは坂本龍一。終わり方が和を感じさせるピアノが印象的です。
9曲目、マイケル・フランクスで「サドンリー・サイファイ」です。
この曲は2018年にリリースされたアルバム「The Music In My Head」に収録されています。1975年のデビュー以来いつも通りのMichael Franksがここにいます。彼のここまでのキャリアで一貫してスタイルを変えないアーティストというのも珍しい。ファンはそんな変わらないことの美学に魅せられるファンの方が多いのではないでしょうか。
モーニングコーヒーをおいしく頂ける一曲です。
10曲目、ザ・カーディガンズで「カーニヴァル」です。
スウェディッシュ・ポップが1990年代半ばに大流行いたしましたが、そのアイコン的存在だったザ・カーディガンズ。そのなかでもこの「カーニヴァル」はロングランで大ヒットしました。さすがに今聴くと古臭さを感じるような気がしますが、それでも、お洒落な可愛らしさは健在です。
11曲目、ヴァン・マッコイで「ハッスル」です。
アメリカの音楽プロデューサー、作曲家。ディスコ・ヒットの「ハッスル」(The Hustle)、「アフリカン・シンフォニー」のヒットで知られるヴァン・マッコイ。この「ハッスル」は1970年代にもプレジデンツ、フェイス・ホープ&チャリティー、ニュー・センセーションなどのプロデューサーとして活動を続ける一方、自身の名義で1975年にインストゥルメンタルのディスコ・アルバム『ディスコ・ベイビー』を発表し、ここからシングルカットされ全米1位・全世界でレコード売上1000万枚の大ヒットを記録し、グラミー賞の最優秀ポップ・インストゥルメンタル賞を受賞など、アメリカをはじめ世界中でディスコ・ブームを巻き起こすきっかけとなった曲です。
12曲目、マイケル・ジャクソンで「ドント・ストップ・ティル・ユー・ゲット・イナフ」です。
1979年にマイケル・ジャクソンが発表した楽曲で、ビルボード誌では、1979年10月13日に週間ランキング第1位を獲得。ビルボード誌1979年度年間ランキングは第50位。
ジャクソンは本作により、1980年度のグラミー賞「最優秀男性R&Bヴォーカル賞」を受賞し、アメリカン・ミュージック・アワードでは4部門の賞を獲得しました。軽快なダンサブルナンバーでマイケルのファルセットヴォイスが生かされた名曲です。
13曲目、ドゥービー・ブラザーズで「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」です。
ケニー・ロギンスとマイケル・マクドナルドが共作した楽曲で1978年7月に発表されたロギンスのソロ・アルバム『ナイトウォッチ』に収録、同年には当時マクドナルドが所属していたバンド、ドゥービー・ブラザーズのヴァージョンもアルバム『ミニット・バイ・ミニット』で発表されました。当初マイケル・ジャクソンがバックグラウンド・ボーカルでゲスト参加したという噂も流れましたが、パトリック・シモンズによれば、マイケルは『ミニット・バイ・ミニット』のセッションのリハーサルを訪問しただけで、レコーディングには参加しなかったそうです。琴線に触れるどこかセンチメンタルな雰囲気もあるこの曲ですが、7時台の後半にはこういった曲もいいものです。
14曲目、カーティス・メイフィールドで「ウィー・ガット・トゥ・ハヴ・ピース」です。
この曲が入っている『ルーツ』(Roots)は、カーティス・メイフィールドが1971年に発表した、ソロ名義では2作目のスタジオ・アルバムで、アメリカでは総合アルバム・チャートのBillboard 200で40位に達し、『ビルボード』のR&Bアルバム・チャートでは6位を記録しました。また、本作からのシングル「ゲット・ダウン」は、1971年12月18日付のBillboard Hot 100で最高69位を記録し、『ビルボード』のR&Bシングル・チャートでは「ゲット・ダウン」が13位、「ウィ・ガット・トゥ・ハヴ・ピース」が32位、「ビューティフル・ブラザー・オブ・マイン」が45位を記録しました。 ソロ・デビュー作で示した新時代のソウル&ファンクが、緊張感はそのままに、さらに進化。人種問題やベトナム戦争を背景にした当時の社会情勢を見事に描き出しています
15曲目、クインシー・ジョーンズで「ソウル・ボサノヴァ」です。
カルロス・ジョビンやジョアン・ジルベルトなどブラジル新勢力がNYに初上陸した62年、ジャズ界のトップ・アレンジャーがビッグ・バンドでボサノヴァに挑戦。〈デサフィナード〉などの佳曲にソウルの命を吹き込んだ快作。録音メンバーもラロ・シフリン、ジム・ホール、ローランド・カークなど異才揃い。それでいて音楽は軽快です。
最高にポップでファンキーなクインシー流ボサ・ノヴァ。タイトル曲はTVCMに使われてお茶の間でも有名になりましたね。
イントロからいきなりブラジルの打楽器が飛び出し、カラフルなリズムとキャッチーなメロディーに彩られたクインシーの音世界が広がっていくのが特徴です。
16曲目、ローランド・カークで「フォール・アウト」です。
アメリカの黒人のジャズ・ミュージシャンの一人。盲目でありながらサクソフォンやフルート、トランペット、オーボエ、ピッコロ、イングリッシュホルン、リリコンなど、多種多様な管楽器を演奏するマルチプレイヤー。パワーがみなぎる演奏で知られ、舞台上での超絶的な即興演奏には、コミカルなおふざけや政治的な暴言、複数の楽器を同時に演奏する技能が加わっていました。数本のサクソフォンを首にぶら下げ、大柄な体躯に黒眼鏡をかけたいかつい風貌や、鼻でフルートを鳴らしながらスキャットを奏で、時に自ら歌い、手回しサイレンやホイッスルなども手に取って鳴らすといった演奏形態が奇異に受け取られたためか、日本国内では「グロテスク・ジャズ」と紹介されていた時期もあります。反面、近年では、形にとらわれない奔放なスタイルや、パワフルで親しみやすく、かつブラックミュージックの伝統に根ざした表情豊かな演奏によって、ジャズにとどまらない多様な方向性を感じた若い世代から信奉されています。
はいという事で、午前7時に似合う16曲をご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか。実際に聴いてみないと中々感想もわかないと思うので、音楽ストリーミングサービスSpotifyのプレイリストのリンクアドレスを概要欄に乗せておきますのでそちらからぜお聴きください。そしてあなたの、ご感想・ご意見をコメントいただけたらと思います。
https://open.spotify.com/playlist/1XFSd7EE52IHdzjvQ4N4tW?si=V5rcmtwoQvq2lDoRvz6rWQ
そして、モチベーション向上のためにも気に入っていただけたらチャンネル登録・高評価を是非お願いします。
最後までご視聴いただきありがとうございました。
また、次回の動画でお会いしましょう。