どうもおと虫です。おと虫ミュージックを見に来てくださってありがとうございます。
今日のプログラムは我が家のライブラリーから一枚を抜き取って、レビューするプログラムで、聞き流しながらサクッと素敵な一枚の情報を取り入れられるプログラムになっていますので最後までぜひ、お付き合いください。
今日、ご紹介するのはジャズ界のカリスマ、そしてレジェンドであるチャーリー・パーカーの作品で、「チャーリー・パーカー・ウィズ・ストリングス・ザ・マスター・テイクス」をご紹介したいと思います。
まず、このチャーリー・パーカーという人ですが、ディジー・ガレスピーと共にモダンジャズの基礎となるビ・バップ・ジャズを創出した人物であります。それまでのジャズよりもインプロヴィゼーションといわれる即興性をより高めたセッションで、プレイヤーたちの白熱したインタープレイが持ち味のビ・バップにおいて、神的存在なのがこのチャーリー・パーカーでジャズにおける一つの軸であるわけです。
その分、耳なじみのいいスウィングジャズよりも難解でいきなりチャーリー・パーカーから入るとジャズ自体を難しくとらえて、食わず嫌いになる人もいるのもまた、このアーティストの特徴であります。しかし、ジャズという音楽は多種多様な形態があるので、自分に合ったアーティストから深掘りしていくと楽しい音楽です。
その中でも、ご紹介する本作はストリングスとの共演ですので非常に効きやすく、とっかかりとしては最適な一枚だと思います。
楽曲も耳なじみのあるstandardな名曲が多く、ドシャメシャなジャズではなくそれでいて、チャーリー・パーカーにスポットが当たっていて彼の凄さが表現された作品になっています。
僕の場合はこの作品は聴けば聴くほど好きになっていき、チャーリー・パーカーの凄さを感じる作品になっています。
それは、なぜなのかなと考えたんですが、ストリングスが入っていることで非常に効きやすく、下手すると甘々に感じる危険性だあるわけですが、この作品をじっくり聴き込むと、ホログラムのようにチャーリー・パーカーが浮き出てきて、ストリングスを相手に堂々とイニシアティブを掴んで振り幅の広いインタープレイをしているんですね。存在感をここまで感じさせてくれる作品というのは色々な音楽の作品のなかでも中々ない現象です。
それが、チャーリー・パーカーの凄さだと思います。
明らかに音楽史の中において一つの座標軸ですし、また影響力も半端ないアーティストの一部分をこの作品で堪能してもらえればと思います。実際の楽曲が聴けるように概要欄へ音楽ストリーミングサービスSpotifyのリンクを貼っておくので是非聴いてみてください。
そして、コメントであなたのご意見ご感想を聴かせていただければ幸いです。
気に入っていただけたら、チャンネル登録と高評価いただけたら僕のモチベーションが上がりますので是非お願いします。
最後までご視聴いただきありがとうごっざいました。
それでは、また次回の動画でお会いしましょう。(YouTube用シナリオより)