ようこそ、おと虫ミュージックへ。どうもおと虫でございます。
パソコンが壊れてしまって修理に1カ月近くかかったため久しぶりの更新になります。
まぁ、YouTubeの秘境なので、1か月そこらでなにも困ること、迷惑をかけることはなかったわけですが、自分なりのアーカイブとして作っている部分が強いチャンネルなのでPCがない期間は非常に不便でした。
というわけで、心機一転またユルイ感じでやっていくのでよろしくお願いします。
今日は何のプログラムかというと、時間を音楽で表現しているシリーズ「Music of The Day」の朝5時台に合う曲をお送りしたいとおもいます。
いわゆる早朝で、早い人はこの時間帯から起きて活動される方もいらっしゃる時間帯だと思います。僕の中でのこの5時台のイメージはクラシックが一番似合う時間帯だと思っています。正直、クラシックはあまり詳しくはないのですが、チョイスしてみたので最後までお付き合いいただけたら幸いです。
では早速紹介していきましょう。
1曲目、ロドリーゴ作「アランフェス協奏曲」です。演奏はフランスのクラシック・ギタリスト、ティボー・ガルシアです。映画『マチネの終わりに』出演をしていたので、クラシックを聴かない人でも彼のことは知っている人多いのではないでしょうか。
ロドリーゴの作る曲はとてもドラマ性を感じさせてくれてすごく好きです。クラシックだけでなく、ジャズでもジム・ホールが取り上げて素晴らしい作品を作っています。
2曲目、モーツアルト作ピアノソナタNo.11。トルコ行進曲で有名な曲ですね。
演奏は稲岡千架。
私の母がピアノ講師をしていたのでこの曲を聴くと小さい頃の記憶を思い出します。
ついこの間のような気がしますが、時の経つのは早いものですね。
3曲目、クリストフ・ヴィリバルト・グルック作で「オルフェとエウリディーチェ」です。
演奏はシュトゥットガルト室内管弦楽団です。グルックは一般的に知られてはいないですが、現在のドイツに生まれオーストリアとフランスで活躍したオペラ作曲家で、オペラの改革者として知られる人物です。
4曲目、ベートーヴェン作ピアノ・ソナタNo.28です。演奏はダニエル・バレンボイムです。この曲は、戦後の混乱、私生活上での失望により、ベートーヴェンにとって苦難の時期に生み出したピアノソナタであります。ロマン期、カンタービレ期から後期への橋渡しをする入り口的な役割を持った作品です。
5曲目、ヨハネス・ブラームス作「3つの間奏曲」でえす。演奏はエリック・ルーです。
ブラームスが後年に到達した深淵なる境地で、神秘的な美しさを持った素晴らしいきょくです。
6曲目、ガエターノ・ドニセッティ-作で、「マリア・スタルダ」です。歌はドイツのソプラノ歌手ディアナ・ダムラウです。ドニセッティはイタリアのオペラ作曲家であります。詳しいことはよくわからないのですが、聴いているとなぜかモンティ・パイソンの喜劇を見ているような気がしてそれで好きな曲です。
(*こちらはディアナ・ダムラウのではございません。悪しからず)
7曲目、ショパン作でプレリュードNo.15・イン・Dフラット・メジャーです。「レインドロップ」というタイトルで有名なショパンを代表する曲ですね。演奏はブラジル出身のピアニスト、クララ・スヴェルネルです。
この曲の好きなところははじめは軽めの爽やかなタッチで始まるのですが徐々に重苦し空気感に変わり、そこから晴れ間がのぞくようなエンディングに向かっていく神秘性です。
8曲目、ドヴォルザーク作で「8つのユモレスク」です。演奏は天才バイオリニストオーガスティン・ハーデリッヒです。ドヴォルザークの作品としては『新世界』の並ぶ有名な曲です。僕がドヴォルザークと同じ誕生日なので小さい頃から親近感を持っていた作曲家でした。
9曲目、グスタフ・マーラー作で交響曲第5番です。
ルキノ・ヴィスコンティ監督作品、映画「ベニスに死す」で使われ一大ブームになった名曲です。それ以外にも岩井俊二監督作品「フライド・ドラゴンフィッシュ」でも効果的に使われています。
はい。というわけで、朝5時台をすべてクラシックで表現してみましたがいかがだったでしょうか。
実際の楽曲は音楽ストリーミングサービスSpotifyにプレイリストを作っていますので、概要欄に貼ってあるリンクからお聴きいただけたらと思います。
https://open.spotify.com/playlist/5dCkvCb6vw7Qejxq0CiKT9?si=PEDbNECTRN6yDl1cDnV4fg
そして、気に入っていただけたらチャンネル登録と高評価をお願いします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。また、次回の動画でお会いしましょう。