ミュージック・オブ・ザ・デイ 3:00~ | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

音楽は『目に見えないインテリア』。
音楽は『耳から入れる薬」。
音楽マイスター「おと虫」の、音楽処方箋。
*紹介している商品は、画像をクリックするとameba picsで購入もできます。
音楽療法と心理学をブレンドしてあなたの心の浄化をサポートします。

ようこそ、おと虫ミュージックへ、どうも、おと虫でございます。

 

音楽には様々な効能がありますが、私が思うに音楽は「形のないインテリア」であり、精神安定剤のような「薬」的効果もあります。

 

この『音楽の処方箋では』、テーマに沿った音楽を処方するプログラム。

今日は『時間と音楽』シリーズの午前3時台に合う曲を処方してみたいと思います。

 

このプログラムは音楽通から音楽ビギナーまで楽しんでいただける内容となっていますので、気に入っていただけたら作り手のモチベーションが上がるのでチャンネル登録をしてお楽しみください。

 

それでは、早速行ってみましょう。

 

一曲目、坂本龍一で「M.A.Y.In The Backyard」です。

 

1996

 

電子音楽でないのにどこか、アンビエントなチルアウトを感じさせるから非常に面白い曲であります。坂本龍一だからこそなせる技ではないでしょうか。しかし、近代クラシックの音楽理論はそう考えるとチルな構造で出来ているものが多い気がします。

 

二曲目、ファーベンで「アズ・ロング・アズ・ゼアズ・ラブ・アラウンド」です。

こちらは、どっぷり機械音から作られたチルアウトな作品。多少のノイズもこの時間帯にはなぜかはまってしまうのが面白い。

 

三曲目、ジャン・ジャネリックで「テンデンシー」です。

 

【輸入盤LPレコード】Jan Jelinek / Loop-Finding-Jazz-Records【LP2017/5/5発売】【★】

 

こちらもエレクトロニカな一曲。この時間帯って空虚で鼓動だけが動いているニュアンスがあると思うんですね。そういう不思議なニュアンスをうまくかっこよく表現できるのがチル感のある音楽だと思うんですね。ある種睡眠活動というのがそういうテンポを持っている気がします。

 

四曲目、トーマス・ブリンクマンで「「マージンズ」です。

エレクトロとアナログ楽器の融合にポエトリーというのが、どこか「夢の中」な空気感を持っていると思うんですね。ベーシックな部分はテクノで、エッセンスな部分にマリンバなのか木管的な音が使われていてヒューマニズムを感じさせてくれる一曲です。

 

五曲目、SNDで、「00020a」です。

ここでまた、少しノイジーなチルアウトな曲を。この手の曲は主旋律をリフレインさせて違った音やテンポをはさんだり、歪ませたりして微細な変化を楽しむのが王道だと思うのですが、それもこの時間の不確かさというか一種の静寂が存在してこそだと思うんですね。機械音がその静寂をより濃くする効果があるのも面白いですね。

 

六曲目、X-Press 2で「レイジー」です。

 

Muzikizum

 

ここで、この時間帯の中ではポピュラーな曲をはさんでみました。今までのチル感があってこそこの曲くらいのポップさも空気感を壊さないのですが、いかにメロディーというものが安心感を与えるのかが解ります。

 

七曲目、アート・リンゼイで「リディクロウスリー・ディープ」です。

 

Encyclopedia of Arto

 

生ギターの音が温もりを感じさせてくれます。リンゼイ独特の変調がまたお洒落で空気感を引き締めてくれます。エレクトロニカなボッサですが、今までと違ってアナログを主旋律に3割をテクノで調理しているのでやがてくる朝の空気を感じさせる気がします。

 

八曲目、マーヴィン・ポンティアックで「アイ・ドント・ハヴ・ア・カウ」です。

 

Marvin Pontiac: The Asylum Tapes [Explicit]

 

コテコテのブルースの弾き語りが差し色的にここで入ることで、よりこの時間を引き締める効果を演出することができます。

 

九曲目、空間現代で、坂本龍一の「ZURE」です。

 

ASYNC - REMODELS

 

坂本龍一の曲を、音の芸術集団として脚光を浴びている空間現代がリモデルしたヴァージョンなのですが、まさに音の現代アート感が出ていると思います。睡眠中の夢というある種不思議な現象と近似する部分があると思います。

 

十曲目、メイテイで「NAMI」です。

 

Meitei / Komachi 【LP】

 

夜の静寂に、少し朝のにおいがする誰もいない浜辺に立ち、間もなく終わる漆黒の闇を眺めながら聴きたい一曲です。

 

十一曲目、アレクサンドレ・サラウドでエリック・サティの「ジムノペティ第一番」です。

深い闇の時間に終わりが見えてきたときが一番闇が濃いといいます。そこにジムノペティの優しいアンニュイなフレーズはリラックス効果を高めてくれます。脳の活動が休んでいるからこそこういう曲が有効性が高いと思います。

 

十二曲目カティア・ブニアシュビリでクロード・ドビュッシーの、「月の光」です。

この時間帯の締めの曲です。夜の深い時間にぽっかりと浮かぶ月と、その月あかりが抒情感を醸し出す一曲です。

 

はい、いかがだったでしょうか?

午前3時という多くの人が深い眠りについている時間であり、どこか非現実的な時間でもあるこの時間はまさにチルアウトな曲が似合う時間だったのではないでしょうか。意外なのが機械的な音がアーティストの感性によってこの時間帯をさらに増幅する役割があるという事でした。

実際の楽曲は、音楽ストリーミングサービスSpotifyのリンクを下の概要欄に貼っておくのであなたのご意見ご感想を聞かせてください。

https://open.spotify.com/playlist/3rpTYHHANjiRVflFlws6FR?si=fiZji1jET3C_YSYMkv2l6g

そして、あなたのチャンネル登録が私のモチベーションにつながりますので是非、チャンネル登録と高評価よろしくお願いします。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

それでは次回の動画でまたお会いしましょう。(You Tube用シナリオを転載)*You Tube もよろしくね