Music of The Day 1:00台に合う曲をセレクトしてみた | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

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どうも、おと虫ミュージックへようこそ。おと虫でございます。

 

今日はですね、プログラム『音楽の処方箋』でお送りしている「Music of The Day 1:00台に合う曲をセレクトしてみた」をお送りします。

 

皆さんの午前1時のイメージとはどんなイメージがありますか?

「深夜」「睡眠」「大人の時間」「闇」「浮遊感」「非日常」パッと浮かんでくるのはそんなかんじでしょうか。

今日はこれらのキーワードを基に、この時間を珠玉の音楽で描いてみたいと思いますので、是非、最後までお付き合いください。

 

それでは、始めていきましょう。

 

1曲目、Filla Brazilliaで「The Last Of The Red Hot Brethren」です。

 

Mess

 

オープニングにアンビエントなブレイクビーツを持ってきました。普通ならばハイ・テンポすぎてアンマッチな気もするジャンルですが、彼らの洗練された音使いはかえってこの時間に対してのフロー感を演出してくれるサウンドに仕上がってます。

 

2曲目、アイザック・ヘイズで「By The Time I Get To Phoenix」です。

 

ヴェリー・ベスト・オブ・アイザック・ヘイズ

 

オルガンの長押しで始まることで深夜の闇の濃さを感じさせる演出ができます。そこにヘイズの低音ヴォイスが語り掛けるように入ってくることで、みごとに深夜の浮遊感を感じさせてくれる一曲です。

 

3曲目、ウィリアム・デヴォーンで「Be Thankful For What You Got」です。

 

Be Thankful for What [Analog]

 

カーティス・メイフィールドを彷彿させるヴォーカルとメロウなサウンドが歌詞にあるようなナイトドライヴにマッチする一曲です。この、一曲でフィリー・ソウル界に名を残したウィリアム・デヴォーンの名曲です。

 

4曲目、ヒートウェイヴで「オールウェイズ・アンド・フォーエヴァー」です。

 

Greatest Hits

 

この時間帯は、これくらいスウィートな曲でもマッチする特性があります。逆を言えばこれくらい濃いくらいじゃないと深みを演出できないとも言えます。心地よい深い眠りのいざないにもなる一曲です。

 

5曲目、クール・アンド・ザ・ギャングで「サマー・マッドネス」です。

 

Light of Worlds

 

インスト物でもほんと名曲の多いバンド。ソウル界のバケモノ級です。この曲をこの時間に聴くと不思議な感覚になって浮遊感を感じることができます。大人のラグジュアリー感が詰まった一曲です。

 

6曲目、オハイオ・プレイヤーズで「スゥイート・スティッキー・シングス」です。

 

Honey

 

始まりこそソフトですが、徐々にアップテンポになっていく曲で、この時間のアップ・グルーヴとしては限界スレスレといった感があるところがいいです。この時間帯はただローなだけではないと思うんですよね。こういった隠し味が重要な意味を持たせてくれていると思います。

 

7曲目、ジェフ・ベックで「真夜中の恋人たち」です。

 

ブロウ・バイ・ブロウ(期間生産限定盤)

 

敢えて邦題で紹介してみました。そのほうが、この時間帯のニュアンスが感じられると思って。スティーヴィー・ワンダー作曲のこの曲。そこに三大ギターリストの一人、ジェフ・ベックのギターが良く鳴いて、悪いわけがない。先ほどの曲が少しアップ系でしたのでここでクールダウン。ほんと、名曲です。

 

8曲目、マリア・マルダーで「ミッドナイト・アット・ジ・オアシス」です。

 

オールド・タイム・レイディ(紙ジャケット仕様)

 

前の曲がセンチメンタルだったので、ここでは爽やかな少しだけアップなグルーヴを。

凄く楽しそうなロマンチックな曲です。バックを務めるメンバーがライ・クーダーをはじめとにかく豪華な顔ぶれ彼女を代表する一曲です。

 

9曲目、デニース・ウィリアムスで「フリー」です。

 

ラヴ・ソングス

 

このメロウなグルーヴをこの時間帯に聴いたら溶けていきそうになるそんな曲です。彼女はスティーヴィー・ワンダーの門下生で、その片鱗は随所に聴くことができます。しかし、改めてスティーヴィー・ワンダーって人の偉大さを感じます。

 

10曲目、ジョン・ルシアンで、「レディ・ラヴ」です。

 

ラシーダ

 

まさに夜中に相応しい大人のボサノヴァ。ナット・キング・コールから多大な影響を受けている彼の歌声は、とても深くそれでいて美しい。大人になって似合う曲ってあると思うんですが、この曲なんかそういう曲ですね。

 

11曲目、デビッド・アクセルロッドで、「エヴリシング・カウンツ」です。

 

Heavy Axe

 

ムーグシンセとエレピのコントラストがいい味を出しているこの曲。彼を代表する居曲で、オーケストラだけのヴァージョンもカッコいいです。クロスーオーヴァーミュージックの第一人者の一人でアヴァンギャルドなグルーヴが持ち味。才能豊かなアーティストです。

 

12曲目、再びフィラ・ブラジリアで「ザ・リターン・オブ・ザ・レッド・ホット・ブレスレン」です。

 

 

一曲目にかけたのがイントロ的なビートで、コチラは同じ曲をアウトロとしてダウンさせています。ラストでこの時間に統一感を出すためにこの曲を選びました。

 

はい、いかがだったでしょうか。午前1時というフロウ感のある時間帯に相応しい12曲だったと思います。皆さんだったらどんなプレイリストにしていましたか?是非、ご意見ご感想を聞かせてください。

 

実際の楽曲は音楽ストリーミングサービスSpotifyにプレイリストを作っています。下にリンクを貼っておくので、よかったら聴いてみてください。

https://open.spotify.com/playlist/3NLZ7cHUNTmVWHzGczKOrT?si=bWy6gTNmRy6E8caOKTZSIg

 

最後まで、ご欄いただきありがとうございました。また次回お会いしましょう。