ようこそおと虫ミュージックへ。おと虫でございます。
ここは、空間音楽コンサルティングやらなんやらをやっている私が音楽という『薬』の処方箋をお出しするところでございます。
今日は最近の続き物である、「時間を音楽で表現する処方箋」の『Music Of The Day』の23:00台に相応しいお薬を調合し、ご説明いたしますので是非服用してみてください。
それでは、始めていきましょう。
1曲目、Azymuthで「フライ・オーヴァー・ザ・ホライゾン」です。
やはり、23時台のOPと言えばこの曲をかけないわけにはいきません。若い世代の方はなんのこっちゃと思われるでしょうが、以前、NHK-FMの深夜番組で「クロスオーヴァー・イレブン」という長寿番組があってそのOP曲がこの曲だったのです。
今でも、たまに特別番組としてやっているので、機会があれば聴いてみてください。
2曲目、ヒューマン・リーグで「HUMAN」です。
80年代半ばから後半にかけて、ジャム・アンド・ルイスという超名プロデューサーコンビがいまして、手掛ける作品がことごとくヒットチャートに名前が上がっていました。この曲もその一つで、男の女々しさを歌っている曲なのにこんなにカッコいい曲に仕上げるのはさすがジャム・アンド・ルイスです。
3曲目、エリカ・バドゥで「アザー・サイド・オブ・ザ・ゲーム」です。
夜の静寂に深みを与えてくれる曲で、僕にとっての睡眠導入剤的な曲です。ジャジーなソウルでグルーヴが非常に落ち着いたグルーヴなので、聴いていてすごく心地よくなる一曲です。
4曲目、スティーリー・ダンで「バビロン・シスターズ」です。
これも、一日の終わりに相応しい曲ですね。プレイボーイ風の男の心情を歌った曲ですが、深みのあるサウンドでありながら爽やかなタッチで聴けるのはさすが、音楽史の分岐点にいたスティーリー・ダンだなと感じます。
5曲目、マイケル・フランクスで「レイニー・ナイト・イン・トーキョー」です。
マイケル・フランクスってホント品のある趣味のいい曲を作りますよね。優しい歌声といい、サウンドといい。聴き手が心地よくなるツボを押さえている稀有なアーティストだと思います。
6曲目、ポール・サイモンで「スティール・クレイジー・アフター・オール・ディーズ・イヤーズ」です。
この曲も、僕の睡眠導入剤的な曲です。小さいころ、ポール・サイモンの顔が好きになれなくて敬遠していたのですが、この曲を初めて聞いたときの印象で一気にイメージが変わって今では偉大なアーティスト100人に入っています。
7曲目、シンプリー・レッドで「ホールディング・バック・ジ・イヤーズ」です。
この曲がリリースされたのが確か中学の頃で、当時の彼女と秋の散歩していたことを思い出す一曲です。坊主頭だったのにませてたなぁと思い返すと思いますね。
8曲目、スティーヴィー・ワンダーで「センド・ワン・ユア・ラヴ」です。
この曲はもっと、真夜中にしたかったんですが、ここで頭をよぎってしまったのでここに入れましたが、深夜1時とか2時くらいの方が気持ちいい曲です。
9曲目、アリシア・キーズ&マックスウェルで「ファイヤー・ウィー・メイク」です。
しっとりとした曲調で、スムースな心地よさがある良作です。まぁ、そもそもこの二人で変なものができるわけないんですけどね。
10曲目、アイズレー・ブラザーズで「サマー・ブリーズ」です。
原曲のシールズ&クロフツより、こっちを先に知ったので、このグルーヴが染みついていていまだに原曲に違和感を持ってしまっています。ほんといい曲です。
11曲目、シャーデーで「ラヴ・イズ・ストロンガー・ザン・プライド」です。
この曲も、もっと遅い深夜帯の方が心地いいのですが、あえてここにもってきて日付が変わるマジックアワーのニュアンスを引き出してみました。実質この曲がこの時間帯、いや一日の終わりの曲です。
12曲目、Azymuthで「オウトゥブロ」です。
オープニングに引き続きの登場、アジムスですが、理由は同じでNHK-FMの「クロスオーヴァー・イレブン」のED曲だったからです。津嘉山正種さんの渋い声で「もうすぐ時計の針が0時を回ろうとしています。昨日と今日が出会うとき。クロス・オーヴァー・イレブン」が脳にインプットされてますからね我々の年代は。このエンディングを聴くと早く寝なきゃと思っていたことを思い出します。
はい、いかがだったでしょうか?
クロス・オーヴァー・イレブン風に選曲をしてしまった感が強いのでスムースな落ち着いたグルーヴの曲が多かったと思います。
実際の楽曲は音楽ストリーミングサービスSpotifyのプレイリストにありますので、服用されたい方は下にリンクを貼っておきますのでそちらより服用してください。
https://open.spotify.com/playlist/2IBgozPhoC9ip5TMLc3OTZ?si=kv1PfEQOTF-GPBzEWTm0oQ
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最後までご欄いただきありがとうございました。
また、次回お会いしましょう。