どうも、おと虫です。
簡単に自己紹介をしておくと、僕は生まれつき内臓逆位でストレス耐性が弱く、それが原因と思われる線維筋痛症という全身に激痛が走る病気を抱えています。
そして、幼少の頃から落ち着きがなく、協調性がなく飽き性で、でも自分の好きなことにはどれだけでも時間を集中して使う特性がありました。
3年前に妻から、「一度発達障害の検査をしてもらったら」というアドバイスを受け受診したところ「ADHD」である事が解りました。
それまで、生きづらさを感じてきた理由がこのADHDからくるところが大きかったと納得し、今は治療をしながら某大手企業という組織の中で働いています。
しかし、中々このようなマイノリティーな人間を理解してもらうことが難しく、辛辣な上司からのパワハラを受け続けた結果、PTSDであることが去年わかり、主治医と会社の産業医と相談し、職場環境を職務は降格するが変えてもらい現在に至ります。
今あげた、これらのことが密接につながって生きづらい状況になって、負のスパイラルを生んでいたんですね。
ただし、二年後に自分の好きなことを仕事にするために現在準備を進めているのですが、こちらの方は順調にいっており、僕のようなマイノリティーな人がアウトサイダーとして、活躍できるきっかけの何かに役に立てばと思ってこのチャンネルを運営しています。
今日は僕が「70%メソッド」と呼んでいるものをご紹介したいと思います。
ADHDの人は、周りの環境に影響され、組織の中にいると周りの仕事のスピードなどに惑わされて、その業務に不慣れな状態のままマックスの意気込みで仕事に挑む傾向があります。
その結果、緊張しテンパってしまい、思い込みで仕事をしてミスを連発をしてしまうという悪循環にハマります。
初めのうちは、周りも「慣れないから仕方ない」と見てくれますが、これが2週間経つと状況は変わります。
周囲の冷たい視線と応対の仕方が変化し始めます。
本人がそれを感じ取ると益々ミスが頻発し負のスパイラルにはまりこみます。ミスをすればするほど気持ちだけは100%でやります。
この状況では余裕がないし、心にゆとりがないのでミスをしてしまうのです。
その状態で、解らないことを同僚に聴くと「何回同じこと聞くんですか?」と冷たい対応です。
それはその相手の気持ちもわかりますよね。何度も教えてきているのに「この人憶える気はあるのだろうか」と感じるのはもっともです。
よく、憶えるためにメモを取りなさいといわれますが、ADHDの人はこれが苦手です。
同時に複数のことをするのが苦手だからです。
では、これらの改善点はどうすればいいのか、お話ししましょう。
1. まずは力を抜いて、「自分はわからない」という事を自覚し、そ
こに劣等感を持たず、怒られてもいいから「わからないことは聞
く」。
2. やる気だけ十分でも、仕事の流れを理解していないと無駄な気
合いになるだけなので、きもちは常にフラットな状態でいる。
3. ミスをした時、自分のことを「ダメな奴なんだ」と、落ち込むこと
に持って行かず、なぜ間違えたか、どうすればミスをしないようにな
るかを冷静に分析する。
以上の三点を僕は「70%メソッド」と呼んでいます。
何に対しての70%かというと、やる気、モチベーションに対して70%だという事です。
100%がなぜダメかというと、ゆとり、ハンドルに例えると遊びの幅がないので事故にあう確率が高いという事です。
70%であれば、30%のゆとりがあり、業務繁忙になってもそのゆとりの中でこなすことができます。
頭の中にアクセルを踏んだ時のメーターのようなものがあり、燃費の良い走りであるゲージが70%を基準に置いとくとより習慣化されます。
テンパって来たら「あ、いまゲージが92%まで上がっているな」と心の中でつぶやきアクセルを緩めて70%に落とす意識を持ちます。
この「70%メソッド」を習慣化すると出来ること、やれることが徐々に増えていきます。
そうすると、周囲との人間関係も改善されていきます。
それでも、改善できない人とは無理に改善せず距離を置いて付き合えばいいのです。
ADHDの人は、極めてしまうと他の普通の人より秀でる人が多いです。
だからこそ、出だしが大事。焦らず、「70%」の気持ちで楽しむことを意識してください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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それでは、また次回お会いしましょう。