どうも、おと虫です。
皆さん『おうち時間』楽しんでますか?
僕は4月から職場復帰したこともあり、『おうち時間』出来てないんですよね。羨ましい。
でも、あまりにも長期間だと飽きも出てくると思います。
そういうときは、YouTubeや、ブログ閲覧、SNSは持ってこいですよね。
音楽が好きな人は是非、僕のチャンネルを参考にして、そこから深掘りしてストリーミングサービスで自分の好きな音楽を発掘するのも楽しいですよ。
今日のこのプログラムは僕の所蔵するライブラリーから一枚を抜き取って、レビューし更にその中の一曲を紹介するプログラムとなっております。
今日ご紹介する一枚はコチラ。
スパイク・リー監督作品、映画『モ・ベター・ブルース』のサウンドトラックです。
この作品の楽曲はサックス奏者、ブランフォード・マルサリス・カルテットが演奏しています。 この頃の、ブランフォードは一番脂がのっているころで、ジャズだけにとどまらず、スティング、パブリック・エネミー、ジョン・リー・フッカーとジャズ畑以外のプロジェクトにもガンガン引っ張りだこでした。
この作品も自作の「クレイジー・ピープル・ミュージック」と並行して作っておりいかに、この頃の彼が精力的だったかがわかります。
今ではスパイク・リーと言えば大御所監督の仲間入りをしてますが、この頃は新進気鋭の監督の一人でした。日本では「Do The Right Thing」で知名度を上げましたが、アメリカではその前に公開された『スクール・デイズ』で脚光を浴びました。
その『スクール・デイズ』では、ブランフォードは役者として出演しており、その頃からスパイクと親密な交流が続いています。事実、「Do The Right Thing」でもブランフォードの楽曲が全編にわたって披露されていました。
その効果もあり、スパイク・リー作品を支えているファン層は相当数ジャズ・ファンがいるといわれています。
特に本作「Mo’ Better Blues」 はジャズ・ミュージシャンを取り巻く様々な出来事を通し、「人生とは何ぞや」といった手間を追求した作品になっています。
当時、ジャズ映画として「ラウンド・ミッドナイト」「バード」に並ぶ傑作になるだろうと、ニューヨーク・タイムズは断言していました。
最後に豆知識としていうと、この作品は当初ジョン・コルトレーンの傑作「至上の愛」からヒントを得て、「至上の愛」になる予定だったんですが、奥さんのアリス・コルトレーンが許可しなかったので「モ・ベター・ブルース」になったんです。
この『Mo’ Better 』という言葉がスラングでセックスを意味します。
少々、おしゃべりが過ぎましたかね。
気になる方は是非映画もご覧ください。
では、この中から1曲をご紹介しましょう。
やはり、なんといってもこの映画を印象付ける名曲「ハーレム・ブルース」でしょう。
ブランフォードのプレイにシンダ・ウィリアムスの切ない歌声が特徴的なこの曲は、不滅の名曲ですね。
よく、The The の「ブラー・ザン・ミッドナイト」と間違える人が多いですが、確かに刹那的なグルーヴが共通していますね。
聴くと切なくなる人も多いのではないでしょうか。
「おうち時間」癒しには最高な一曲です。
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最後までご視聴いただきありがとうございました。
また、次回の動画、ブログでお会いしましょう。