Lou Reed ; Tranceformer 1972年 | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

音楽は『目に見えないインテリア』。
音楽は『耳から入れる薬」。
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土曜日だ。

 

今週は、だいぶ仕事でポカをしたことでかなりの精神的ダメージを食らってしまった。

気分的にも落ち込んでいるようだ。

 

なぜなら、いつもよりなんだかやる気がしないからだ。

 

もしかして、コロナに感染したのか?

 

いや、単純にメンタルが凹んでいるのだ。

 

今朝も、CDとレコードが並ぶ棚の前に立ち、自分に問いかける。

 

「今の自分は、どんな音楽をききたいのだろう」

 

初期のビートルズもいい気がするが、やや能天気な気がして、少しイラっとする気もする。

フランク・ザッパ、悪くない。しかし、気がふれてしまう恐れがあるな。

 

ルー・リードか。

いいじゃないか。いいぞ。その中でも今日は「トランスフォーマー」だ。

 

 

2ndアルバムで、デヴィッド・ボウイとミック・ロンソンがプロデュースした名作だ。

名曲「Walk On The Wild Side」も、もちろんだが、今日の気分は「パーフェクト・デイ」だ。

 

パーフェクト・デイのはずなのにものすごくマイナーな音使いで凹んでいる今日の俺には持ってこいだ。

歌詞にサングリアが出てくるからこの曲を聴くと無性にサングリアが飲みたくなるが、今日はそんなこともない。

と、言うかここ数年すすんで自ら酒を飲みたいと感じなくなった。

 

 

もう、若くないのだ。

この曲の歌詞のように「君と入れて嬉しいよ」という青臭い感情も忘れてしまった。

 

そもそも、この曲の主人公は本当に大好きな娘といるのだろうか?

 

この曲調はどう考えても一人、公園をさまよい妄想でそう思っている男にしか聞こえないのが昔からの感想だ。

 

若いころはいつも恋愛のことが頭の大半を占めていたが、歳を重ねると薄れていく。ほんとはそれじゃいかんのだが。

若さを保つ秘訣は、色気だ。

 

恋愛だけが色気の条件ではない。好きなことをするのも色気だ。

 

今日と明日は、自分の仕事をしつつ、好きなことをたくさんしよう。