どうも、おと虫です。
いよいよ、新しいシーズンが目の前になってきましたね。
多くの人が新生活をスタートさせるこの時期。
今日は、「旅立ちにふさわしい:スタート編」として、10曲ご紹介していきたいと思います。
楽曲は、Spotifyのプレイリストのリンクを貼っておきますのでそちらからお聴きください。
https://open.spotify.com/playlist/3I81VYwZf1VuG5FSxCWDtJ?si=5MWeTFuoSgm3u2yZxF-TOw
1.U2 / I Steel Haven’t Found What I’m Looking For
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彼らの代表作「ヨシュア・トゥリー」の中の一曲で、歌詞が非常にキリスト教の信仰的な歌。
ただし、皮肉っぽいのが、「信じているけど、でも俺はまだ探し物を見つけられない」と最後に歌っているところ。
まぁ、だから「終わりなき旅」なんでしょうけどね。
旅立ちにふさわしいサウンドという事で一曲目に持ってきました。
2.The Doobie Brothers / Listen To The Music
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歌詞だけ聞くと、まぁ何て能天気な青春ドラマのような、いかにもアメリカ人が好きそうな内容ですが、やはりメロディーがつくと違って聞こえますよね。
疾走感があって、爽やかで、まさにこれから新しいスタートを切るのにもってこいなサウンドだと思います。
3.David Bowie / Heroes
デヴィッド・ボウイのベルリン3部作の第2作目となるこの『Heroes』。
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もうかれこれ20年前くらいになるかな、NHKの番組で、”話題の起業家”を呼んでインタヴューをする番組がありまして、そのOP曲でこの曲が使われてて驚いたんですよね。
それまで何とも思っていなかった曲が、その番組のおかげで好きな曲に変わったんですよね。
歌詞はラブソングですが、思い込みでなんにでもなれるんだ的な内容は、新しい門出にも共通する部分があって選んでみました。
4.Sweet / Action
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心の内にいる抑圧してきた自分と語り、殻を破って行動を起こそうと奮起させる曲。
中々、本来の自分を出すのは難しいことですが、なにか突き抜けるには思い切って殻を破ることは非常に大事なこと。
特にステップアップするときには。
この曲はグラム・ロックの名曲であり、ハード・ロックに多大な影響を与えた曲で曲自体が沸々と湧き上がる闘志に満ちた曲です。
5.Van Halen / Jump
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これほど、何かを始める時にもってこいな名曲ってないですよね。
一歩踏み出す勇気を与えてくれる一曲です。
もちろん、ヴァン・ヘイレンの代表する一曲。
背中を押してもらいたい時はこの曲を聴いて一歩踏み出しましょう。
6.A Tribe Called Quest / Can I Kick It?
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差別問題をベースにしながらも、行動を起こすのには先駆者たちがいて彼らに対してリスペクトをあらわした、すばらしいリリックです。
しかも、曲の元ネタはルー・リードの「Walk On The Wildside」。
当時ネクストスクールと呼ばれていた、ニュージェネレーションのヒップホップの名曲ですね。
いつ聴いてもカッコいいのは変わりませんね。
7.Run D.M.C. / Walk This Way
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Run-D.M.Cとエアロスミスのコラボ。
このMVを中古レコード屋のブラウン管で見たのが中学になってすぐのころだったはず。ロックとラップ、まだ当時はヒップホップという言葉はジャンルとしての呼び方じゃなかったもんね。ラップ・ミュージックが主流だったね。
まぁ、それは置いといて、初めて見たとき完全に心奪われたよね。今思えば店長の策略だったんじゃないかと思ってるんだけどね。当時、まだヒップホップはアンダーグラウンドなジャンルだったんだけど、僕はバスケをやってて向こうのカルチャーに興味があって、ファンクやラップにはまってたんだよね。
逆にエアロスミスのことは知らなかったけど、「ハードロックとラップがコラボするとこんなカッコいいのかよ!」て心奪われた一曲です。
僕だけでなく、ヒップホップがメインカルチャーに登場した記念すべき曲でもあります。
8.Steppen Wolf / Born To Be Wild
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お馴染み映画「イージー・ライダー」の主題歌のこの曲。映画よりも、CMで多用されて知っている人の方が今は多いかもしれないですよね。
疾走感のある曲はまさに映画の雰囲気にピッタリ。
ヒッピー文化の若者と、片田舎の保守的な文化の対比を上手くあらわした映画で、そちらも是非見てもらいたいですね。
僕が上京したての頃によく聴いてて、僕にとってなにか新しいことを始める時は必ずこの曲を聞いている気がします。
9.The Rolling Stones / Start Me Up
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やはり、何か始めるならこの曲は避けて通れませんでしょ。
でも、そんなことより、僕の場合はこの曲のエピソードが好きなんですよね。
元々、キースが1976年の「ブラック・アンド・ブルー」のレコーディングセッション中に考案したリフが元になってるんだけど、その時には録音されていないんですよね。
実際に録音したのは1978年にリリースされた「女たち」の時なんだけど、キースはこの曲をレゲエ調の曲にどうしてもしたかったみたいで、数テイクはロックバージョン録音してるんですが、結局レゲエにしてしまったんですよ。
でも、「これは使い物にならねぇな」って結局ボツになってるんですよ。
そして、お蔵入り。
ある日、プロデューサーがアウトテイクをチェックしていたら、「お!これいいじゃん」ってなって1981年の「刺青の男」に再録し日の目を見たという曲なんですよ。その時無駄と思っていることも、時間が経つと無駄じゃなかったって教えられるような一曲です。
10.The Who / Baba O’Riley
1971年に発売されたアルバム、『フーズ・ネクスト』に収録された一曲。
今の現状から抜け出すような内容の歌詞と、シンセサイザーを上手く使ったプログレッシブな「荘厳」という言葉が似合う一曲です。
タイトルは、元々は「ティーンエイジ・ウェイストランド」だったんですが、当時、ピート・タウンゼントが帰依していたインドの導師ミハー・ババと音楽家のテリー・ライリーに由来した名前に変更してこの「ババ・オライリィ」になってます。
曲の雰囲気が今日のテーマのエンディングにピッタリだなぁと思って選曲しました。
はい、駆け足でサッと紹介してまいりましたがいかがだったでしょうか。
僕の拙い説明より、実際に聴いてもらってからこっち見てもらった方が「ああ、あいつこういうことが言いたかったんやな」って思ってもらえるかもしれませんが、ほんと、新しいシーズンを迎える時に相性のいい曲ばかりですので、楽しんでみてください。
そして、ご意見、ご感想ありましたら、是非、コメント頂けたら嬉しいです。
これからもっともっとスキルを上げて楽しんでいただけるブログにしていきますので、是非、フォローもよろしくお願いします。
最後までご覧いただきありがとうございました。また次回お会いしましょう。