Boz Scaggs:[ Middle Man ]1980年リリース | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

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音楽は『目に見えないインテリア』。
音楽は『耳から入れる薬」。
音楽マイスター「おと虫」の、音楽処方箋。
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「何となく○○な気分」というときが、人にはしばしば訪れる。

 

よく聞くのが食事だ。

「昨日魚だったからなぁ、今日は肉な気分だなぁ」。

 

大体、「肉な」ってなんだよ。と言いながらも私もよく使っている。

 

音楽なんかでもそうだ。

 

今日の僕は「何となくアーバンな気分」に浸りたい発作だ。

 

田舎暮らしがだいぶ長くなってきたことからくる禁断症状だろうか。今の僕のですの上に50~60枚のCDが雑然と積み重なっている。ジャンルも様々だ。棚から出してくるのがめんどくさいので、この中からふさわしいのがないかを探した。

 

そしたら、ありましたよ。

 

これぞ、アーバンってのが。それが、これ。


 

ボズ・スキャッグスの「ミドル・マン」。

 

名曲「JOJO]をはじめ、中々の秀作ぞろいの一枚だ。

 

いいじゃないか。網タイツの女の足にもたれタバコの煙をくゆらせる。

アーバンだ。

 

田舎でそんなことはあり得ない。

大根を枕にスルメ食うぐらいだ。

 

リリースされたのは1980年。

ボズがもっとも脂がのっている時期だ。

 

裏ジャケを観る網タイツの女が赤いボンテージスーツを着て、大股を広げている。

 

アーバンだ。

こういう、写真が公衆便所のエロ本的にならずアートになる。

アーバンだ。

 

無性にバーボンが飲みたくなった。

ふらっといけないのが田舎だ。