Patti Smith Group : Radio Ethiopia (1976年) | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

音楽は『目に見えないインテリア』。
音楽は『耳から入れる薬」。
音楽マイスター「おと虫」の、音楽処方箋。
*紹介している商品は、画像をクリックするとameba picsで購入もできます。
音楽療法と心理学をブレンドしてあなたの心の浄化をサポートします。

どうも、おと虫です

 

数あるブログの中から、この記事を見てくれてどうもありがとうございます。

 

僕は、空間音楽コンサルタントや音楽のライターなんかをしているものです。

 

今日のプログラムは僕のライブラリーから一枚を選んで紹介するプログラム『きょうの一枚、そのなかの一曲』です。

今日選んだのは、コチラ。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

[送料無料] 輸入盤 PATTI SMITH GROUP / RADIO ETHIOPIA (2017) [LP]
価格:4304円(税込、送料無料) (2020/2/23時点)

 

 

 

1976年にアリスタからリリースされたパティ・スミスの『Radio Ethiopia』です。

 

パティ・スミスは元々、バロウズ、ランボー等に傾倒していた純然たる詩人でした。

 

数冊のアンソロジーを出版し演劇の脚本等も手掛けていて活動の幅は多岐にわたっていました。

 

70年代初頭に、ギターリストのレニー・ケイと出会い、ロックの世界に入るわけですが、彼女にとっては芸術創作の一つの手法としての部分が高かったのではないかと思われます。

 

75年には元ヴェルベッツのジョン・ケイルのプロデュースで1stアルバム「Hoses」を発表。ポエトリー・リーディングを強調したその作品は話題となり、未だに人気のある名盤になります。

 

そして、今作は翌年に発表した2ndアルバム。

 

前作と違うのは、“Patti Smith Group”名義になっており、プロデューサーがジャック・ダグラスが担当をしています。

 

そのような影響もあって、前作より、よりロックテイストが強調されています。

 

前作は彼女の詩人としての面が、前面に出ていたポエトリー・リーディング的だったのに対し、本作はよりシンガーとしての彼女の要素が強い作品に仕上がっています。

 

それでも、ビートニクス詩人たちからの影響を感じさせる、ニューヨーク・ロックの詩人然たる雰囲気は何とも言えない素晴らしさを感じさせてくれる一枚です。

 

それを特に感じさせてくれるのが、7曲目のアルバム・タイトルにもなっている「Radio Ethiopia」ノイジーなギターに荒ぶるドラムに、パティーのポエトリーが乗っかった名曲です。

 

今日はその「Radio Ethiopia」をご紹介しますので、是非堪能してください。

 

これからも、数あるブログの世界でひっそりと素晴らしい音楽を紹介していきますので、気に入ってくれたらフォローよろしくお願いします。

 

最後まで、ご覧頂きありがとうございました。

次回、またお会いしましょう。