どうも、おと虫です。
先日のYouTubeで、「当分ADHDに関しての記事を上げるっていってたじゃないか」と突っ込まれそうですが、今日はお馴染みの『きょうの一枚、そのなかの一曲』シリーズです。
でも、これも今までと違ってADHDの観点からアプローチしていこうと思ってます。
早速ですが、最新の脳科学の研究であることをするだけでやる気がアップするという事が解ったんですが、皆さんなんだと思います。
過去の動画でも一度軽く触れたので覚えている方もいるかもしれませんね。
実は、「音楽を聴くだけでやる気がアップする」というのが科学的研究で明らかになったんですね。
前々から、音楽を聴くことでドーパミンが出て気持ち良くなることはわかっていたんですが、それは「食事」をしたり「セックス」をしたりする快楽と同じ位置づけと思われていたんですよ。ところが2018年にジョンズ・ホプキンス大学医学部のローラ・フェレーリという脳科学者が「そんな単純な快楽だけではないはず」と思って、『脳と音楽に関する』実験を行ったんですね。すると、「ドーパミンは音楽によって誘発される報酬体験を調節する働きがある」ことを解明したんですね。簡単に言うと、
・ 「音楽を聴く」→
・「ドーパミンが出る」→
・「ドーパミンが脳に向かって『ねぇ、この音楽と同じくらい楽しいコト、したくない?』って甘い誘惑をかけてくる→
・「そうすると、誘惑された脳が甘い誘惑に触発されて」→
・「『楽しい!』が体験できることを探求し、行動したくなる」
というメカニズムになっていて働きを活発化することが明らかになったわけです。
もっと、ザックリ言うと、好きな音楽を聴いてただ「楽しい!」ってなるだけじゃなくて、自分がやりたいと思っていることですね、例えば、「ギターが弾けるようになりたい」とか「英語が話せるようになりたい」とか、あなたの『夢』や『楽しさ』につながる行動をうながす『やる気スイッチ』を押してくれる効果が好きな音楽を聴く行為にはあるってことなんです。
ADHDの人って、自分の興味のあることへの集中力ってすごいけど、優先順位を決めるのが苦手で、やることを後回しにするデメリットがあるんですね。
だけど「好きな音楽を聴く」だけで、そのデメリットを改善させる効果がぐんと上がるんですよ。
しかも、面白いのが「ガッツリ聴いている好きな曲」よりも、「なんとなく聞いたことがあって、この曲好き」っていう曲の方がより効果を高める結果が出ているんですね。
なので、ADHDの人は好きな音楽を本能に任せて深掘りして、好きな音楽を広げていくと様々な効果とつながっていくと思います。
そこで『きょうの一枚、そのなかの一曲』なんですが、取り上げるのはコチラ。
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バーニー・ケッセルの「EASY Like」です。
ウェストコーストの異彩、バーニー・ケッセルの最高傑作とされる作品です。
サイドの、バド・シャンク、レッド・ミッチェル、シェリー・マンといった名手たちを相手に存分に実力を発揮しています。
録音が、1953年の11月、12月と1956年の2月に行われたセッションが収められていますが、とりわけ1953年のセッションは、これによってケッセルの存在を世に知らしめた演奏と言っていいほどの名演になっています。
ケッセルはチャーリー・クリスチャンの影響を受けていることは、周知のとおりですが、それだけではなく、白人らしいスゥインギーな明快なアドリブを聴かせて、そのメロディアスな個性を大いにアピールしていきました。その結果、チャーリー・クリスチャンのブルージーな部分を洗練させスマートな彼独自のスタイルを確立させました。とはいえ、彼が伝統派のミュージシャンであることは間違いありません。いつまでも色褪せることのない名盤です。
今日はその中から、「That’s All」をご紹介します。
https://studio.youtube.com/video/Y0yaxSrXVUI/edit
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