Megadeth : Cryptic Writings 1997年作品 | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

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どうも、おと虫です。

 

膨大な宇宙ともいえるネットの世界からここに辿り着いて、かつ目を通してくれてありがとうございます。

 

ネットの秘境にある、僕のブログは「読むと幸運が訪れるパワースポット」として知る人は知ってるけど、知らない人は知らないブログです。

 

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さぁ、今日ご紹介するのはメガデスですよ。

最近、ジャズばかりレビューしてたからジャズ専門と思われている節があったので、メガデスです。

 

名前が良いですよね。

今時代は、たいがい「メガ」でしょ。「メガ」の先駆けですよ。

しかも、「メガです!」ってですます調でなんか礼儀正しくて好感持ちますよね。

まぁ、それはどうでもいいんですが。

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本作は通算7作目のフルアルバムで、アメリカで100万枚・カナダで5万枚のセールスを記録した作品です。

残念なことに“ヒザの故障” が理由で、本作を最後に Nick Menza さんが脱退しています。プロレスラーの引退の様ですよね。

 

本作は Megadeth 史上最も歌心のある作品。というのも、プロデュースを務めた Dann Huff が、 Faith Hill 、Rascal Flatts、Lonestar などのプロデュースをしてきたことで有名なプロデューサー(マイケル・ジャクソンもしてたな)。

ほぼカントリー・ミュージック畑のアーティストを手がけてきたことと、Dann Huff自身もGiant というメロディアス・ハードロック系バンドに在籍していた影響が大きく表れているんだと思います。

 

かなり色々と面白いギミックを取り入れていて、単調になりがちな部分を回避しているので、アルバムを通して飽きずに聴ける作品に仕上がっています。

 

個人的には低音を重視したため重めの音に引っ張られすぎて、ギターの伸びやかさが欠けるところが残念。

まぁ、そのちょっとダボついた野暮ったさもメガデスのいいところではあるのですが。

 

いまや、ギターのマーティー・フリードマンは『タモリ倶楽部』等の出演により身近な日本のタレント的印象でしょうが、改めてこうやって聴くと、「あ、マーティーって凄い人なんだな」て感じるよね。

 

このアルバムの特徴は、序盤の曲はあまりパッとしないんだけど、尻上がりに疾走感を感じるまとまりのある良い曲を入れているところなので、冒頭の印象で、過小評価している人も多い作品でもあります。あと、ジャケね。Hugh Symeらしからぬダサいアートワーク。ダサくするならとことんダサくしてほしいよね。

 

 個人的に好きな曲は⑥「I'll Get Even」⑦「Sin」⑧「Secret Place」ですね、この3曲の流れはこれぞメガデスです。

 

 なんか、メガデスの印象って僕の中で「特撮戦隊もの」に共通するなにかがあるんですよね。うまく言葉にできないのが歯がゆいんだけど。戦隊もののヒーロー側じゃなくて、敵方の目線を感じるんですよ。

戦隊ものの敵って、よくわからない野望をもってるわけじゃないですか。その割にはやることが、ものすごくショボいでしょ。世界征服するのに、遊園地で遊ぶ子供を捕まえたりってなんかアレじゃないですか。「こいつら、地球舐めてんな」って感じしょ?そこに戦隊ヒーローが来てやっつけるわけだけど、あれって、警察が出るまでもないから、全身タイツの恥ずかしい方に警視庁かなんかの広報キャンペーンがてら行かされてると思うんですよね。

 

まぁ、話が脱線しましたが、メガデスの本作非常に良いアルバムですので、是非聴いてみてください。