『音楽の処方箋 Vol.3』クリスマス・ソング
どうも、おと虫です。
いよいよ、クリスマスですね。
皆さんはどのように過ごされるんでしょうか?
クリスマス気分を盛り上げるには、クリスマスソングって必須アイテムですよね。
あらゆるジャンルのクリスマスソングが溢れてますよね。
そこで、今日の『音楽の処方箋』は「おと虫が選ぶクリスマス・ソング10曲」をご紹介したいと思います。大人の人は、懐かしいと思う曲、若い世代は、これ知っとくと他の人から一目置かれるかもしれないラインナップです。
楽曲は、Spotifyの僕のリストから聴いてください。
検索方法はSpotifyを開いて、虫メガネに「kensaku matsubara」と打って検索したら、加藤清正像の写真の僕のプレイリストが出てきますのでそこから聴いてください。
それでは、早速ご紹介していきましょう。
1曲目はポール・マッカートニーで「ワンダフル・クリスマスタイム」です。
もはや、定番の一曲ですね。この曲は、1979年にリリースされてるんですけどウィングス名義ではなく、ソロ名義で発表してるんですね。だけど、MVにはウィングス出演してるんですけどね。
オリジナル・アルバムには収録されてなくて、「ポール・マッカートニー・コレクションシリーズ」のボーナストラックに収録されています。
ポールの作品としては初のテクノ・ポップ調の曲で、世界観がほんといいですよね。
ジョンのクリスマス・ソングは反戦歌ですが、こちらは純粋にクリスマスの楽しみを歌った曲です。
2曲目は、Run D.M.C.で「クリスマス・イン・ホーリーズ」です。
1987年に発売されたエイズ・チャリティのために作られたクリスマスコンピレーションアルバムに収録されてます。たしか、エイズチャリティだったと思います。ジャケがキース・へリングのやつ。間違ってたらごめんなさい。
曲がかっこいいのはもちろんなんだけど、このMVがめちゃくちゃ良くてですね、ローリング・ストーン紙が選ぶ『ベスト・ビデオ・オブ・ザ・イヤー賞』をマイケル・ジャクソンクソンの「BAD」を破って受賞しています。
そして、この曲は何気に数多くの映画で使われてるんですよね。パッと浮かぶだけでも「レス・ザン・ゼロ」、「グリンチ」、「ホリデー・ラッシュ」でも、何といっても一番印象的に使われてたのが「ダイ・ハード」のオープニング。カッコよかったですね。
企画ものとして作られた曲ですが今ではRUN DMCを代表する一曲になっています。
3曲目、カーラ・トーマスの「ジー・ウィズ・イッツ・クリスマス」です。
スタックスを代表する、メンフィス・ソウル・クィーン、カーラ・トーマスが歌う、可愛らしさ感じるクリスマス・ラブ・ソングです。
カーラの親父さんはルーファス・トーマスでクラシック・ソウルを代表するファンキーなシンガーです。
この曲の歌詞が可愛くてですね。
忘れられない好きな男性の家に、クリスマスを利用して電話をかけて、話をする内容になってるんですけど、とっても女性らしさが出ている曲です。
4曲目、ボブ・ブルックマイヤーの「サンタ・クロース・ブルース」です。
ギターはジム・ホール、サックスにジミー・グリフィンですよ。
最高ですよ。
クリスマスっていつの間にか、恋人たちのイベント的な感じになってるけど、俺はそこ違和感あってですね、家族や気の合う仲間たちとパーティーして楽しむ方が好きですね。そして、パーティーがお開きになって落ち着いたときに一人でウィスキーを飲みながらこういう曲を聴くとさらにクリスマスを深く楽しめるんじゃないかと思いますね。
5曲目、リー・スクラッチ・ペリーで「メリー・クリスマス・ハッピー・ニューイヤー」です。
ダブ界のレジェンドリー・ペリーによるクリスマス・ソングですよ。
1986年にリリースされたシングルです。
何気に、クリスマスとレゲエの組み合わせって合いますよね。
実際、コンピレーションアルバムも色々出てますもんね。
でも、なんかちゃらいのが多い気がするんですよね。
大人はこれくらい落ち着いたテイストの方がいいですね。
6曲目、ナット・キング・コールで「ザ・クリスマス・ソング」です。
定番中の定番をあえて選びましたよ。
だって、結局いろんな人がこの曲やってるけどカッコイイのって、ナットとコルトレーンぐらいですもん。長く愛されるというのにはやはり訳があるんですね。
実は、この曲真夏の猛暑の中書かれた曲なんですよ。
作曲者がメル・トーメとボブ・ウェルズの二人なんですけど、トーメがウェルズの家に行ったときにピアノの上にノートがあって、「クール」や「寒いこと」に関する文章が綴られていて、それを見たトーメが「これなに?」って聞いたらウェルズが「涼しい事考えてたら少しは涼しくなると思ってさ」と答えたらしいんです。歌詞を書いていたわけではなかったらしいんですね。それで、これを曲にしようとなって、クリスマス・ソングの大名曲が生まれたわけです。
7曲目、ウィザードの「アイ・ウィッシュ・イット・クッド・ビー・クリスマス・エブリデイ」です。エレクトリック・ライト・オーケストラにいたロイ・ウッドが1973年に自身が作ったグラムロックバンド、ウィザードとしてリリースした曲です。
英国では約一年くらいのロングランヒットした曲で、ウィザードを代表する曲です。
このMVがすごくてですね、メイクしたロイがそのままサンタコスして歌ってるんですけど不気味です。
8曲目、マイルス・デイビスで「ブルー・クリスマス」です。
1962年録音でアレンジャーがギル・エヴァンス、ヴォーカルにボブ・ドロウ、他にもポール・チェンバースやウェイン・ショーターが参加した豪華なセッションとなっています。
クリスマスのどこか明るくほのぼのとした雰囲気は一切なく、ハードボイルドなクールなモダン・ジャズになっているのが、マイルスらしい一曲です。
9曲目、クリス・レアで「ドライビング・ホーム・フォー・クリスマス」です。
1986年にリリースされたクリス・レアの名曲の一つですね。
彼のあの渋い声で歌われる内容が曲の雰囲気に合ってってすごくストーリ性のある曲です。
クリスマスの日に、愛する人が待つ家に一刻も早くいきたいけど、渋滞やらでなかなかうまく進まないのを焦る気持ちをごまかすかのように歌を歌う男の心情を描いています。
10曲目、ダイナ・ワシントンで「サイレント・ナイト」です。
言わずと知れた、「きよしこの夜」で知られるクリスマスソングの代表曲です。
誰もが歌ったことがあるこの曲も、ダイナが歌うと、大人っぽくてそれでいて神聖なテイストになるんですね。
はい、というわけで10曲ご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか?
子供のころはクリスマスというとワクワクしたものですが、大人になるとそういうのも少しづつ薄れていく気がします。でも、折角クリスマスをテーマにした曲があって、この時期にしか聴く機会がないと思うので、是非、あなたなりのクリスマスのアイテムとして使ってみてはいかがでしょうか?
今日、ご紹介した曲はSpotifyの僕のプレイリストから聴けるようにしてありますので、是非聴いてみてください。
最後までご視聴ありがとうございました。
これからも見たいと思ってくれた人がいたら是非チャンネル登録お願いしますね。
それでは皆さん良いクリスマスを。