Art Blakey : The Jazz Messengers 1958年Blue Note | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

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音楽は『目に見えないインテリア』。
音楽は『耳から入れる薬」。
音楽マイスター「おと虫」の、音楽処方箋。
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音楽療法と心理学をブレンドしてあなたの心の浄化をサポートします。


〔パーソネル〕
tp:Lee Morgan ts;Benny Golson p:Bobby Timmons b:Jymie Merritt ds:Art Blakey

どうも、おと虫です。

このプログラムは、ジャズ好きの人はもちろんですが、どちらかというとジャズ初心者の人に

「こんな、いいのあるけどどう?」

というスタンスで僕の一方的な押し付けで好きな一枚をご紹介するスタンスでやっております。
もし、気に入っていただければ一々本を買う必要ないのでフォローしてください。よろしくお願いします。

さて、それでは「きょうの一枚、その中の一曲」、本日取り上げるのはコチラ。

1958年録音でブルーノートからリリースされたアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズの「モーニン」です。

もう、言わずと知れた超超超名盤ですね。
この、タイトル曲は伝説があって、「蕎麦屋の出前持ちが口ずさんで出前をしていた」というくらい、この曲が当時人気があったことを表しています。
このエピソードが物語るのは時代を象徴するのと同時に「ジャズ」を象徴する『アルバム』である言うことです。
もちろんそれは、この演奏内容の素晴らしさに裏付けされたもので、「ジャズ・メッセンジャーズ」の面目がここに表れています。


1958年に録音されているわけですが、時代的に僕の好きな、ウィリアム・バロウズ、アレン・ギンズバーグ、ジャック・ケルアックなどのビート文学が花盛りのころ。それぞれの作品の中にもジャズが描かれていて、当時の風俗の中にジャズが根付いていたのを感じます。


そして、本作タイトル曲「モーニン」ですが、ブレイキーはリラックスしており、本来のブレイキーらしさはなりを潜めていますが、ちゃんと要所要所では彼らしいドラミングを聞かせてくれます。この作曲者でもあるピアノのシモンズは彼らしいブルージーなピアノを聞かせてくれます。この時代くらいからやたら「ファンキー」という言葉が頻繁に使われるようになってきますが、最近で言う「ファンキー」とは少しニュアンスが違う気がしますが、確かにそこにあるのは「ファンキー」なノリです。
本作は、それぞれのパートが目まぐるしく短いスパンで変わっていくので僕みたいに特定のミュージシャンをじっくり聞きたい人には物足りなさを感じるかもしれませんが、それでもこれからも「ジャズ」を代表する光り輝く名盤として君臨していくのは間違いないでしょう。


あと、、フォロー、コメント、評価もよろしくお願いします。

最後までご覧いただきありがとございました。

それでは、また次回お会いしましょう。