まな板の上の鯉 | やっぱり西荻が好き

まな板の上の鯉

最近、聞いた話で78歳でタクシードライバーをやっている方が、70代になってガンに2回なって、2回ともかなり大変だったのに、元気になってまた個人タクシーをやっているという話。

その方がおっしゃるには、なぜ元気になったのかというと、「いい患者だったから」ということでした。その話が気になってずっと考えています。「いい患者」になるのはとてもむつかしい。病気になるとどうしても、元気もなくなるし、気が滅入る。それなのにいい患者ってどういうことなのかな?先生や看護師さんのことをよく聞いて、前向きに治療するって相当むつかしい。この前帰省した時に、入院している人と「まな板の上の鯉」になることについて話しました。それと似ているかも。自分でどうにかするってことよりか、その状況でベストを尽くすってことかな?置かれた状況でベストを尽くし、手伝ってくれる方に感謝するってことかな?上手に歳をとるということに似ている気がします。そんなことをぐるぐる考えています。

 

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写真はお見舞いに行った病院の病室からの写真です。

さて、今週末はまったりしよう。