朝ドラ 虎に翼 9週目




キタよ、、、戦争突入週。


、、、と重苦しさいっぱいを覚悟していましたが、それほどでもなく。、ちょっと、ホッとしました照れ



戦争は、あっさり終戦を迎え、東京はひどい空襲だったけれど、寅ちゃんたちが住む登戸はなんとか免れました。

しかし、ナオミチ兄さんが、、、、

泣き崩れるハナエ森田望智。。。したたかで算段づくで結婚したのかと思いきや、ナオミチさんに一目惚れで結婚までこぎつけた一途婚だったものね、、、、悲しい悲しい悲しい


哀しみの中、次男ナオアキ三山淩輝が岡山から帰ってきて、猪爪家に少し明るさが。

帝大を目指していたが、猪爪家の窮状を見て、進学を諦め、家を支える為に仕事をするナオアキ。


父は工場をたたみ、身体を悪くしていた。ナオアキと寅子は、内職。

母ハルとハナエは繕い物の仕事を請け負い、なんとか食いつなぐ日々。


ある日、父ナオコトが倒れ、布団へ向かう最中、一通の便りがぽろりと。


ユウゾウさんの戦死通知ショボーンショボーンショボーン

ナオコトは、寅に黙って1カ月も隠していたガーン


いよいよナオコトが衰弱していって、覚悟していたら、まさかのナオコト懺悔大会笑い泣きが開催された笑い泣き笑い泣き


もちろん、いちばんは戦死通知を隠していたコト、、、だけど、実はユウゾウじゃなくて花岡くんが良かった、とか、、、ハルさんの浮気を疑った過去とか、、、ハナエちゃんがちょっとイヤだったとか、、、、チマチマと、、、(笑)


え、え、お父さん、ソレ(懺悔)まだ続くの?と寅ちゃんツッコミ入ったよね笑い泣き


情け無くて、弱くて、そんなお父さんだけど、寅をネコ可愛がりしていたのは、お父さん。

ウチの寅はいちばん可愛いくて、賢くて、って、みんなに言ってた。女子部に入るのも最初から賛成してくれたのはお父さんだけ。

そんな愛情たっぷり浴びた寅ちゃん。


ちょっとしたコント?も、わたしは号泣😭😭😭

ナオコト父さんが、ウチの父と似た質だからかなぁ、、、わりと盲目的に娘が好きなタイプひらめき



そんな父ナオコトが亡くなり、、、

でも、日常は続く。そこに、ユウゾウに世話になったという人が、寅子が渡したお守りを持ってやってきた。そして、ユウゾウの最期を聞かせてくれた。

ユウゾウが亡くなった実感に押し潰されそうになる寅。

母ハルは、寅ちゃんに、これで思いきり贅沢をしてらっしゃい、とお金を握らせる。


家族でも、その人の哀しみを同じようには共有できないよね。。。ショボーン哀しみは自分だけのものだから。

でも、心が折れて粉々にならないように、、、自分でなんとかしなきゃならない。


ハルも、ハナエも、それぞれ自分だけの贅沢をすることで、なんとか哀しみややりきれない想いを乗り越えてきた。



寅子は、お金を持って、焼き鳥を買うが、分け合える片割れがいないことに、また哀しみが込み上げる。

持ち帰らせてくれた焼き鳥を、河原でむさぼる。

ようやく、思いきり泣けた。





その、焼き鳥を包んだ新聞紙には、日本国憲法の記事が。


第13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。


第14条 すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。



吹っ切れた寅子は、家族会議を開き、各々の幸せってなに?

と尋ね、ナオアキには、大黒柱なんか、ならなくていい。みんなで支え合えばいい!と大学進学を勧める。


そして、寅ちゃんは法務局を訪ね、わたしを裁判官として雇ってほしいと直談判!!

人事部長は、、、、甘党のカツラバ!松山ケンイチ。



金曜日は、最後にオープニングを流すシャレた演出。とりあえず、第一部終了からの、第二幕が始まる、、、ってコトだねウインク


え。わたし、ヨネちゃんは生きているって信じてるんだけど、、、、キョロキョロどうかしら?





このドラマ、バッサリと省くところと、その分時間を割いて丁寧に描くところが、とても大胆で清々しいくらいハッキリしているキョロキョロ

取捨選択がうまいと思います。


戦争シーンは月曜の冒頭だけ。いきなり終戦。

父が亡くなるシーンは入れない。

誰が見ても、悲しい、悲惨なシーンは、あえて描かない、という選択。そういや、寅ちゃんの出産シーンも、新婚シーンもほとんどなかったよね。描きすぎない。

共通項は描かなくてもわかるよね、のスタンス。観ている人を信頼しているのかな。

余白があるぶん、余韻が心に残る気がします。


また、描きたいところは、丁寧に時間をかけてフォーカスが効いているので、メリハリがある。


脚本、演出ともに、わたしは、好きですウインクウインク