ドラマ パーセント 1話2話
NHKの土ドラ枠。
主演 伊藤万理華ちゃん。
時をかけるな恋人たち、とか、燕は戻ってこないにも出演されてますな
2話を見て、ようやくドラマの方向性がわかりました。
テレビ局で働くヨシザワ伊藤万理華は、ドラマの企画書を出す。
学園ラブストーリーモノで、スクールカーストを入れながら、、、、で、タイトルは"%"
ヨシザワの企画はタイトルだけ通る、、、ものの、イカニモなTVプロデューサーに、多様性月間だからさ、障がい者とかチョコッと入れて直してきてよ〜〜と言われるる
ヨシザワは、自分の企画書をガラッと変えられることに戸惑いながらも、障がい者高校生のラブストーリーモノを作るため、取材に出かける。
まぁ、よくある、辛い障害を乗り越えて、部活も恋愛もガンバルゾ!的な、、、、これまたフツーの企画出してきて。
そんなフツーで、事なかれなヨシザワが、女子高生ハル和田由依に出会って変わっていく、、、、
と、そんな話。
まぁ、身近に障がい者がいない人にとっては、ヨシザワの考え方は大多数で、さらにテレビで制作する人はステレオタイプを更に簡略化してわかりやすくなぞるだけ、切り取るだけ、、、ってのもかなり多いと思う
が、それを自覚して、あえて自分たちを自らディスる、、、みたいなドラマ
いいと思うよ!自己批判精神だいじ!!
こーゆードラマ作れるのって、やっぱNHK
障がい者にほぼ初めて接するヨシザワに、車椅子の女子高生ハルは初っ端にガツンと言う。
障がいにめげず、とか、乗り越えるとか言うてますけど、その壁って、社会の方に問題がある考え方、もうわたしたち高校生の間じゃフツーですけど
車椅子って、画的にわかりやすいし。っていうのも障がい者を利用してるだけ、ってイヤです
障がい者起用を、会社のイメージアップに使いたい上層部。ヨシザワもいわゆる女性起用の一環。
ハルも、ヨシザワも、同じ。能力を認められてではなく、その属性を利用されている。
ソコに新しくやってきた編成部長、水野美紀。
"人間を描くという意識が欠如しています"
さて、ドラマが好転した2話。
ヨシザワは、水野美紀に言われて、取材をやり直すが、やはり掘り込みが足りない。
取材したエピソードを"使って"ストーリーを構成させているだけ。
それを、彼氏岡山天音に見透かされてしまう。
ヨシザワが書いた企画書に、彼氏はガンガン批判していく
女性や障がい者はマイノリティで差別されてまあまーすみたいな説教くさいの誰が見たいねん。
こんな上から目線でモノ作って。そりゃ、みんなテレビ見んようなるわ。
障がい者"なのに"頑張ってる、とか感動ポルノやん。ヤバない?感覚おかしくなってるんちゃう?
イターーーイ!えぐるね〜〜〜!!!自分たちをグサグサえぐってるぅ〜
彼氏にはげしく反発するヨシザワだが、結局、元脚本家志望の彼氏も参加することになり、ふたりでアイデアを形にしていく、、、
障がい者のドラマを作るっていうドラマ。なので、まさに、車椅子から聾者や筋ジストロフィーの人とか、いろいろ出演している。
あのハルにつっかかってた男の子はバリパラとかにも出演していたような、、、
チャレンジングな内容、わりと好きですー