朝ドラ 虎に翼 6週目
学友との別れの今週
もう、思い入れすぎちゃって、毎晩、夜中に二度見しては泣いています。。
朝鮮人の崔さんは、兄が思想犯で逮捕されたり、国に帰ってしまったりしていることを、虎ちゃんたちには言わず、女子部廃止に抵抗したり、役に立ちそうな判例を持ってきたり、、、
が、甘味屋にまで特高が訪ねてきて、いよいよ。
日本は戦争へ突入する少し前。
今帰らないと、もう帰れなくなるかもしれないぞ。
ヨネちゃんの冷静で重いアドバイス
華族の涼子様も、父が駆け落ちをし、酒に溺れる母を放ってはおけない。家を守るため、使用人たちを路頭に迷わせることはできない、と覚悟をもって、どこぞの伯爵と結婚することを決めた。
そして、梅子さんも。
司法試験のその日、みんなで行ったあの海にいた。
夫から離縁状を渡され、親権はやれんぞ。と通告される。弁護士の夫だからね、勝ち目はない。
梅子は、三男を連れて家を出ることにした。
みんなで行った時とおなじ、曇り空のどんよりした海なのに。こんなに哀しい風景になるなんて
後に、寅ちゃんが梅子さんを救ってくれるといいな。
結局、同期で司法試験を受験できたのは、虎ちゃんと、ヨネちゃん。
そして、キュルキュル腹の優三さん。
同じ会場に寅ちゃんいたら心強いね、優三さん。
今までキュルキュル腹に阻まれてきた司法試験、寅ちゃんの変顔で乗り越えた。
そして、全員一次筆記試験を通過し、二次試験。
前年は、唯一の二次受験者久保田先輩は不合格だった。。。面接試験は、所詮ヒトがやる分主観がはいるよね。。。
しかし、時代的流れからか、今年は寅ちゃんと先輩方も合格。
ヨネちゃんは、、、、不合格。
ヨネちゃんは、完璧な口述試験だったのに、服装をトンチキと言われ、口ごたえしちゃったのだ。
諦めないぞ。
力強いヨネちゃんの姿勢、ステキです
そして、優三さんも、不合格。
一次通過者は、来年は二次試験から受験できる制度があるのに、優三さんは、きっぱり司法試験を諦める、と宣言。
母ハルは受け入れ、父ナオコトは思いとどまるよう説得する。
キュルキュル腹に悩まされていたが、今年は虎ちゃんのおかげで全力を出し切れた。
ここが、潮時です。
そう静かにキッパリ言い切る優三さんを、ただ目を逸らすことなく見届ける寅ちゃん。
寅ちゃんと一緒に、泣いてたわ
寅ちゃん、念願の司法試験合格なのに、見えた景色は思ったのと違った。
そうだよね。そんなことの繰り返しだよね。
ここに描かれていない、何十人、何百人という、司法を志したが世間や社会的理由で断念した女性たちを、または実力は男性と差がないはずなのに理不尽に不合格になった女性たちがいたことを、今週だけで5人の行先ををギュッと象徴的に見せていましたね
試験合格祝賀会で、ちっとも嬉しそうな顔をしていない寅ちゃんは、言う。
わたしたちは、怒っているんです。
そもそもがおかしいんですよ。
もともとの法律が私たちを虐げているんですから。
生い立ちや、信念や、格好で切り捨てられたりしない、男か女かでふるいにかけられない、そんな世の中になるように、しましょうよ。
そう、旧法では、男女同じ試験に合格しても、女性は弁護士にはなれるが、検事や裁判官にはなれない。
日本国憲法になり、ようやく平等権が明記されるようになって約80年、実態はどうだろう。
まだまだ、女性が虐げられている環境にあるのが現状。。。間断なく声を上げ続けることが大切なんだよな、、、
さて、来週は寅ちゃんの弁護士っぷりかしら。
ハナオカくんが、寅ちゃんにラブフラグを立てまくり!!
でも、"試験がダメでもボクがいるから"って一見優しそうなコト言ってるけど、実は"養ってやるぞ"のマッチョ思想なんだよね〜
はて。