ドラマ 季節のない街
クドカン➕ディズニーの配信ドラマを、テレ東深夜で放送。
わぁ、、、、すっごく攻めたドラマ。
これ、今は普通に地上波じゃ作れないんじゃない
舞台は、震災後12年の仮設住宅。はっきりと言ってはいないが、掲げられている大漁旗が、場所を物語っている。
仮設とは言うものの、棲みついている住人たち。
タダだから、前科者とか、外国人とかが住み着いているんだぜ、と、タツヤ仲野太賀。
ナゾの男、鶴見辰吾から、街に潜入して報告する仕事を請け負ったハン助、池松壮亮。
街の有名人、電車キチガイ(←放送禁止用語だけど表現としたらそれが1番しっくりくる)のロクちゃん濱田岳は、街中を電車の運転手になってどですかでん、と、走りまくる。
濱田岳の演技、圧巻だよさすが。
ロクちゃんのお母さんは片桐はいり。
ロクちゃんを不憫に思いながら、コロッケ屋を営む。
でも、ロクちゃんはお母さんがマトモじゃないと思っていて、お母ちゃんを支えていると思っている
片桐はいりの揚げてる後ろ姿、いい!!!
ロクちゃんは、敷地から出てはいけないと、お母さんに言いつけられていたが、迷い込んだ女の子を"電車"に乗せて、敷地をでて踏切まで送っていく。初めて見た本物の電車。
でも、翌日、女の子の誘拐容疑がロクちゃんにかけられる
ハン助の助け舟があって、事なきを得る。
タツヤは、若者隊を作ろうとオカベ渡辺大知と、ハン助を誘う。
街の住民のワケあり感、浮浪者、土方、前科者、、、、
それぞれの街の人にフォーカスされていくのかな。ハン助の密命はなんなんだろう。仮設を潰すネタ集めかしら。
何しろ、俳優陣が素晴らしい。
で、ホームページを見たらば、黒澤明の"どですかでん''という映画のリメイクらしい。そして、その原作の名前が、山本周五郎の"季節のない街"。
なるほど。この、時代感はその時代のものか。
それを令和にリメイクしたけれど、クドカンは時代感を失わせずに震災を合わせてきたってことかな。
どですかでん、、、、見てみたいなぁ