ドラマ 舟を編む 7話
新社長の物言いがつき、辞書出版に暗雲が立ち込めた前回。
電子辞書、、、じゃあ、ダメなんだよ、とアラキ岩松了。
マツモト先生柴田恭兵には知らせず、次の会議までに説得材料を提示することに。
何も知らないマツモト先生が、尊い、語釈について、
まずは、SNSでフォロワーを獲得しよう作戦。
ミドリ池田エライザが、新人辞書編集部員として発信してみる。辞書VSスマホ、早引き対決!とか、マジメさん野田洋次郎の"ぬめり感"講座とか
そして、紙の開発も。
a値、b値、、、いわゆる紙の色味によって、文字を載せたときの見え方が違うらしい。へぇ。奥深い。
紙メーカー、ミヤモト矢本悠馬は、最初はシールの剥離紙を作っていたらしい。しかし、剥離紙なんて捨てられる存在で、みんなあまり気にしないことに、虚しさを感じていたりした。
しかし、ミドリはその剥離紙愛好者だった!
手帳やノートをデコっているミドリ。シールを持ち歩くのに、ミヤモトが作った剥離紙が非常に使いやすかったのだとか。
一見なんでもない仕事が、まわりまわって、返ってくることあるよね、、、、良かったね、ミヤモト
ミドリもそう。
読者モデルから、やりたいこともなく、掲載雑誌の編集長に誘われて、玄武書房に入社。ファッション誌から辞書編集へ、まさかの異動にクサった時もあるけれど、今は辞書に夢中になっている
そんなミドリを見て、元上司の編集長は、歳をとっていいことは、先の先が見えてくることだ、、、と。
山に登って景色がひらけていくように、見える世界が広がっていくってあるよね
さて、前回の会議で、ニシオカ向井理が口からでまかせで有名装丁家にデザインを依頼している、、、を実現させるために装丁家に連絡するも、連絡とれず、、、、としたら、極端にフォロワーが増えたSNSのフォロワーにその装丁デザイナーがいた!!
明らかに不審者だった柄本時生は、このデザイナーだった
デザイナーハルガスミの本は、中身が白紙でも売れると評判。しかし、ハルガスミは本が好きなのに自分がデザインすることで中身を見てもらえないならそれは本末転倒だと、辞めようとしていた。
しかし、そこでミドリは言う。
辞めるの先に行ってみませんか?私たちの作る辞書は、そんなヤワじゃありません。
そして、マジメは会議で、社長に語る。
作り続けていけば、その先に、玄武書房は一人勝ちになります、と。
たしかに、本を一冊つくる、辞書をつくるのに、技術の継承、、、って側面もあるんだなぁ
とりあえず、電子と本のセット販売で落ち着きましたね〜
池田エライザちゃん、回を追うごとに魅力が倍増して、可愛く、力強くなってる
女優さんとして、あんまり意識したことがなかっただけに、嬉しい発見です
このドラマ、台詞の説得力や美しさも素晴らしい。原作に同じ表現があるか、読み返してみようかな。